NHK高校講座 物理基礎「“波”ものがたり」

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この番組のまとめ

三平方の定理で知られるのが古代ギリシャの数学者…音楽理論家でもあったピタゴラスは音の高さと1本の弦の長さの関係を解明した。 そもそも 音の正体っていうのはいつごろ 分かったんですか?これは いつごろとは ちょっと言いにくいんですけれども少なくとも 16世紀から17世紀ごろのヨーロッパでは音の音源が揺れると音が耳に伝わってきて音が来たっていうふうに分かるとかそれから 音源の揺れが非常に 速くて細かいと高い音になるなんていうような事は例えば ガリレオを含めた科学者たちは認識していたようなんです。

1857年に フランスの発明家のスコットという人がフォノトグラフという 音を記録できる機械を考えつくんです。 これは 楽器が出す音の波形が非常に詳しく 分かっているからなんですけれどもフーリエは どんなに複雑な波でも単純な正弦波に分解する事のできる方法フーリエ解析を見いだした。 フーリエ解析を使うと今度は その逆に非常に複雑な波が基本の正弦波や更には その倍音の組み合わせでできている事を見つけ出す事ができるんです。

運動の3つの法則で知られるイギリスの物理学者…1666年 ニュートンは太陽の光や白色光をプリズムに通して実験を行った。 そして 19世紀の中頃になるとイギリスの物理学者のマクスウェルという人が電磁波という理論を発表するんです。 それで ついに20世紀の初めになるんですがアインシュタインが光は 粒子と波動の両方の性質を持っているという理論を発表します。 やっぱり…実は明治時代の頃のヨーロッパの方でもまだ 地震の研究はそれほど進んでいません。