良寛の作品から 人や自然と心を通わす極意を学びます。 ♪~「100分de名著」 司会の…さあ 良寛さん3回目ですけれども前回 いかがでしたか?そうですね。 指南役は 良寛研究者そして ご自身も良寛と同じ僧侶でいらっしゃいます中野東禅さんです。 良寛といえば子どもと一緒に遊ぶ姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 子どもは 見たまんま言うからだから 良寛さんは それに対して全然防衛しないわけですね。
さあ子どもや友人たちとの交流をほんとに 心から楽しんでいた良寛さんなんですがどうも 家族との距離はちょっと違っていたようなんです。 良寛は 困り果てた親戚から由之に意見してほしいと頼まれ良寛は 遠回しに家の現状を嘆きました。 今度は 馬之助を注意してほしいと親戚から頼まれた良寛は再び 実家を訪れます。
一体 どういう事でしょうか?世俗を捨て自分と向き合ったからこそ自然の美しさ すばらしさに気付く事ができた良寛。 良寛にとって 自然は自分と対峙するための装置のようなものだったのかもしれません。 ですから良寛さんは ずっと自然を楽しんだというのはね…蝶と花の関係というのは無心で しかも会うべき時に会うわけですよね。