お金と感情と意思決定の白熱教室 楽しい行動経済学の世界2 人に流される理由

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この番組のまとめ

♪~そんな私たちの 不思議な心理や行動を つぶさに観察しよりよい社会を つくるために何が必要かを探究していく学問が…この分野で 全米から最も熱い注目を浴びているのがちょっと愚かでいとおしい行動の数々を研究してきました。 アリエリー教授は最新の行動経済学を駆使して人間の まか不思議な行動や意思決定のメカニズムを人生においてとても重要な教訓をお伝えしよう。 イエー!いきなりだが ファッションのアドバイスだ。 おかけなおしください』にしましょう」と アドバイスした。

そこでだ ソーシャル・プルーフつまり 私たちが 思わず周囲に同調してしまう性質をうまく利用した文言に変えるとしたらどうすれば いいだろうか?例えば 「80%の客がタオルを再利用しています」とかはどうでしょうか?周囲の他の人たちはどうしているか という事だね。 環境保護の事だけを訴える札はいろいろなパターンが あるだろうが調査によるとそうした札によってもともと 75%の客がタオルを再利用していた。

相互主義を表すにはまずは 自分たちが先に 一歩 踏み出すべきだ。 つまり 相互主義の本質をきちんと 理解しなければならないと言える。 さて ソーシャル・プルーフは人に同調して自分も やってみようと思う事だと言ったが同調には さまざまなパターンがある事を見ていこう。 ビールの注文の際 人はどう 同調するかという実験だ。 香港では どうなったと思う?人の注文に 影響を受けた点は同じだが 正反対の答えだった。 香港では…満足感が下がる点はアメリカと同じだ。

リーダーが 何か 自分の思っている意見を言った時君たちは どういう立場だった?賛成したけど本当に 心から賛成していたのか反対だけども 賛成するふりをしていただけだろうか?人間の同調に関する最も有名な実験がソロモン・アッシュが行った実験だ。 さて 何より興味深かった結果は被験者が 周りの人たちの答えは自分とは違うと知った時脳の中の感情を つかさどる部位が活性化したという事だ。

私の友人で ここ サンフランシスコ出身のジンバルドーが行った実験だ。 一番有名なのはもちろん 「スタンフォード監獄実験」だ。 ジンバルドーがスタンフォード大学で行った実験だ。 ところでスタンフォード大学出身の人は?精神的に安定な人ばかりではないからね。 さあ みんなが 監獄に集まった時どうなっただろう?看守役の人たちがたちまち 受刑者役の人を虐待するようになったんだ。 スタンフォード監獄実験からどんな事が分かるだろうか?人が ルールが明確でない新しい状況に放り込まれる。

なぜなら今 この部屋には厳格な社会規範があるからだ。 さて ここまでは 人間の周囲に流されやすい性質や暴徒化について見てきた。 さて ここからは起業家である 君たちには何らかの社会規範を作る事で人間の 流されやすい性質を逆手にとって行動を改善できるような アイデアだ。 何か いいアイデアは見つかったか?「スティーブ・ジョブズみたいにビジネスで成功している人の9割は食事の席で携帯をいじりません」とか憧れのグループです。 ところで スティーブ・ジョブズは本当に 食事の時にメールをしなかったの?よろしい。