ETV特集 アンコール「いのちを結ぶ手紙~いじめ自殺 21年目の対話〜」

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この番組のまとめ

大河内清輝君の20回目の命日の朝。 清輝君は 家の裏庭の柿の木に清輝君の遺影は一番 日当たりの良い部屋に置かれています。 晴さんは 日の光を反射してキラキラと輝く水面をイメージしながらそんな清輝君を待ち受けていたのが清輝君の死を忘れる事なく学校内で いじめをなくす活動を続けている事を報告するためです。 その翌日から 大河内さん夫婦は同級生の母親たちから自殺から4日後清輝君の机の中から遺書が見つかりました。 この遺書によって 晴さんは清輝君の身に何が起こっていたのか 初めて知る事になります。

清輝君は 遺書の中に思いも寄らない言葉を記していました。 命を絶つ3週間前 一家でオーストラリア旅行に出かけています。 「大河内さんの新聞記事に何故 いじめられていることを家族 先生に言えないのかと手紙をくれた子どもたちの中には直接 晴さんの家を訪ねてくる子もいました。 それが実は友達じゃなくて迎えに来て一緒に行ってる時に いじめていて学校行っても いじめていたと。 そんなアヤさんの つらい体験を大河内さん夫婦は無理に聞きだそうとはしませんでした。

それだったら…しかし いじめの事を詳しく話す事ができたのはなんていうか… 嫌われるんじゃないかなっていう清輝君の死後遺書を公表すると同時に訴訟の準備も進めていた晴さん。 だから それは逆に言えば何でこんな事が書けるんだろう書きたくない事じゃない…隠したい事じゃないかって思うんだけど なぜ書けるのかなって ずっと考えてくと彼ら自身が 自分のやってる事に気が付かなくなっちゃってる…という気持ちもだんだん大きくなってきたのも事実なんですよね。 清輝君が亡くなった翌年から各地の中学校や高校に足を運んできました。