きょうの料理スペシャル「私の忘れられない味」

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この番組のまとめ

料理研究家の鈴木登紀子さん。 そして えっと 料理研究…。 「きょうの料理」ではこれまで およそ4年間「私の忘れられない味」のエッセーを募集してきたんですね。 厚さ3cmの芋てんは外は カリッと きつね色で中は 焼き芋のように真っ黄色味は 甘くて最高。 おやつのない昔の事食卓に並び みんなで つまんで食べていました。 そうすると 当時の食卓やそれからあねさんかぶりをしたお母さんの姿それから 前掛けそういったものが 映像になって思い浮かぶんですって。 美人で 料理上手な自慢のお母さんだったそうです。

もう一度 あの母の味と巡り合う出来事が…。 料理上手で新しもの好きだった お母さん。 今まで なかなか母の味にはかなわなくて何度も失敗したけど今日は どうかな?うん! うん いいんじゃない!さあ 出来上がりました。 私の母は 土曜日の…要するに 半ドンですよねいわゆる 給食が出ないと 必ずねスパゲッティ ボロネーゼだったんですよ。 なぜか分からないけど うちの母はこだわりで 小学校の時ですかねお料理上手だったんですね。

何も聞かず 山のように『春巻き』を作ってくれた。 「なんか落ち込んでる」と思ったら「春巻き作ろう」と思って作ってあげて。 「あの春巻きが食べたい」っていって。 家庭の春巻きってありますもんね。 この春巻きの吉田幸子さんに伺ったんですが吉田さんは 18歳の時に上京してふるさとを離れたんですね。 家族との時間が ほんとに うんと少なくなったわけですけども帰省の度に お母さんとこの春巻きを作ったと。 えっ すご~い!これは NHKさんの「すてきにハンドメイド」の本を買って。 『鉄火味噌』でした。

実は 孫の美奈子さんこれまで教わったレシピをノートにつけていました。 その最初のページに 「鉄火味噌」。 あんまり お魚とか入ってなかったですからで この「鉄火味噌」を作り置きをしていって子供たちに晩ごはん自分たちでも食べられるようにと。 おいしいです もう!裕三さん♪「愛あなたと二人」♪「夢あなたと二人」♪「忘れられない 味があるの」あ~ 出た!すてき!ばぁばの忘れられない味を実際に作って頂きます。 お千代さん すてきな名前ですね。 県立女学校 できたらね…。 女学校の時にね。 これで出来上がりですね。

今度は?今度は 太巻きなの。 ほんとに太巻き これ。 ほんとだ!それで 今度 太巻きをあがるとねお味が また違いますよ。 太巻きも どうぞ。 僕 この太巻き 今まで食べた太巻きで 一番おいしいですよ。 タンメンって なぜ また 今回 タンメンをやろうと思われたんですか?それで まあ 今日 作るのは炒めないんですよ。 今日は 炒めないタンメン。 炒めないタンメン。 キャベツ もやし そしてコマツナ…。 工事現場ですか? ここ。 あっ 大丈夫?ちょっと グッチさん! 裕三さん?こんなうまくいくと思わなかった。

それを食べると よみがえる台所に立つ母味噌汁を慎重にすする 猫舌な父それでも やっぱり食べたくて何度も繰り返すうちに分かってきた。 こちらが今回の主役!早速ですけども 啓代さんの忘れられない味とは何でしょう?えっ?高校生の娘さんじゃなくて?いやぁ… お若いから。

お母さんは 「お料理は手間をかけて 丁ねいに作るとおいしくなるのよ」と優しく教えてくれましたワンパターンのハンバーグとコーンスープどちらも お母さんが手間を惜しまずに作った最高のごちそうですいただきます!じゃあまずは こちら。 ちゃあちゃんっていうんですけどこの大切な ばあやさんがそれは 70年以上前。 7歳だった栩野さんに父が自分の弁当を分けてくれました。 その笑顔は 70年がたった今も栩野さんの胸に…。 あの日の味が忘れられない栩野さん定年後 料理を始めました。

とっても元気な方ですけどもあの つくだ煮本当に おとうさんが もう戦争に行ったら会えないかもしれないやっぱ暗い時代ですから「少しでも子供を喜ばしてあげたい」そんな思いであげたのかもしれませんよね。 昭和19年 秋太平洋戦争開戦から3年。 劣勢を強いられていた日本では深刻な物資不足で 配給は減り人々の暮らしは苦しさを増す一方でした。 やった!「しかし労働力の不足していた日本では学徒勤労動員が始まっており16歳の兄も また 軍需工場へと動員されていきました。

戦争中の物がない時代「お兄ちゃんのために何かしてあげたい」という その思いがこのお手玉を壊した中から 小豆を取り出して おはぎにして…。 やっぱ あの時代 苦しい中でも相手の事を思いやるってとっても大事だったんですかね。 だってね 戦争時代っていうのはほんとに大変でしたよ。 あの 「きょうの料理」 番組では数々のレシピをご紹介してるわけですけどそういった番組でご紹介する料理がいずれ 皆さんの忘れられない味になったらいいなっていうふうに食べる事って大切ですね。