新世代が解く!ニッポンのジレンマ「元日SP 競争と共生のジレンマ」

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23:00:29▶

この番組のまとめ

グローバル化が進む今…更に 3人のジレンマシニア世代が問題提起。 「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」正月恒例の大討論がやってまいりました。

じゃあ 国は再分配とかしなくてもいいって事ですか?生活保護とか。 生活保護ではなくて最低限の社会貢献をした時にそれに対応して 何かを分配するっていうふうにすればやっぱり 生活保護っていうのは自尊心とかそういうふうな 本当の人間の根本的な場所まで否定する事になっちゃうので。 ただ 今 現状でいうと…となると民間企業なのか はたまた何なのか 分からないですけどそこら辺の力のある人たちっていうのが彼らの中で富を再分配していくっていう役割を今後 期待されてくんじゃないかなと。

もともと 資本主義ってのはそういう運動として世界システム的にあったからどうやって それぞれの集団だとか コミュニティーがそれをコントロールするか制御するかってところでフランス革命なんかのあとの流れもありましたし 近代国家があったしって事だと思うんですね。 つまり 最初に自分たちの人権とか尊厳をよこせっていうんじゃなくて経済的にある程度 恵まれた人がでも 政治的な自由がない中で自分で稼ぎ出したお金を自由に国王に使われて戦争とかに使われてしまうから経済的自由を確保するために自由主義が生まれた。

もちろん その事業をする中でプロジェクトメンバーとしてやってると最終的な消費者の事を少しでも思い浮かべて手段が そう 目的化しているっていうのをたまに感じるタイミングがあって例えば 企業として利益倍増 掲げますよね。

私の仕事は 会社さん企業の価値とか競争力の中に財務情報だけでは分からないような人の命を守る防災とか危機管理事業継続というところを見るんですけど東日本大震災含め あとに日本の企業がどういう事を行ったか共有したいんですけど。

それが注目っていう形なのかはたまた ライクっていう僕 一応 シリコンバレーで働いていてシェアリングエコノミーの文化ってだから 旅行者に貸します。 だから ここで…Airbnbは それを助長してるっていうのがありましてそういう意味で シェアリングエコノミーってきれいな言葉を使ってますけどよく見てみるとそれも格差を 実は家を持ってる者と持たざる者って…シェアリング 共有とかいっても 結局は違う競争を発生させるだけで…。

つまり自由が全くない状況っていうのは基本的に公正な競争も 多様な競争もできない状況なんです。 自由の先に自己実現であるとか他人の幸福であるとかっていうふうな新たな目的があるよねっていうのが本当かどうか分かんないけれども政治学者がずっと考えてきた事なんですよ。 だって自由っていうのは 基本的に国際政治学者っていうのは要は 人々が殺し合いをしてる状況は止めようというそのぐらい志の低い職業なわけですよ。

「幸福の程度においてどれだけ変わったかと言えば生存競争から生ずる不安や努力に至ってはつまり生きるか死ぬかでさっき三浦さんの言葉で言うとだから 本当に生きるか死ぬかという状況だとこんな事 言えないんじゃないかって議論もっともだと思うけどそういったフェーズから次のある種ライフスタイルの選択の問題だ幸福の問題だってちょっと スライドさせた議論を漱石が やっていてこれって このあとの100年の間に何回も波があったんですよね。 ある意味 日本って競争社会でもあるわけじゃないですか。

それは だから単純にお金あげるだけじゃなくてその分 いろんな社会保障をほぼほぼ やめましょうというのとセットで 論じられる事が多いから それで多分堀江さんとかもベーシックインカム賛成論者だったと思うんですけど自分の家族に搾取されてたりもしくは ほんとに動けない状況の人もいる中でそこで公共サービス 切っちゃったら死ねって事ですよ。

教育のばらまきについてちょっと ひと言あったので僕は一応教育ベンチャーで働いていて僕の会社は アメリカの学校とかにICTを導入するって事を促進してるような ベンチャーですけどここで ちょっと1つ僕が抱えてるジレンマみたいなのがあって何かというと 今のところアメリカで教育現場のICT化が進んでいるのは2つあって1つが富裕層の学校なんですよね。 今 アメリカの学校を見ると中間層が一番教育のICT化って遅れてるんですよ。

確かにオウム真理教事件の時もねあの宮台真司さんがあれは 承認の供給不足の問題だって事を論じていたりとか最近のISに関しても仕事がない若者承認を受けてない若者ってものが世界中から向かってるんじゃないかみたいな議論も ありますしね。 国単位で考えた時にソーシャルインクルージョンを進めろというのは耳ざわりのいい スローガンだから誰も反対する人は いないんだけどソーシャルインクルージョンを進めるためにどんどん移民も受け入れるし平等にしましょうと言ったところで結局抜け落ちてしまう人がいると。

つまり フランスの場合は一応そうすると 友達なんかもアジア系の移民だったりしてムスリムの人もいて。 ムスリムって アイデンティティーを振りかざして状況の悪い状態にある若者をどんどんリクルートしてるようになったと。

宗教の対立を 我が身の事と実感を持って考えるには?そこに ビジネスを絡める事で日本の知恵を発揮できる?ツイッターのコメントで「グローバルと宗教と ビジネスって密接な関係だと思うんだよね」って田中淳一さんの コメントがあるんですけど結構 ビジネスの交渉の現場でもそうやって視点を上に持っていける人がうまくですね その対立っていうのを乗り越えて「三方よし」の議論というかそういう思考を常に持たないといけないというのは思うんですよ。

そういうような考え方は近代的な 個人を単位とした…そして 日本ってのはちょっと曖昧な立場にいて一方でヨーロッパの普遍的な 近代的な規範を一生懸命 受け入れた。 イスラムにはイスラムのヨーロッパにはヨーロッパの価値観があって日本は どっちもちょっと 距離を置いてて。

それは 「文明の衝突をやめませんか」っていうのは…「文明の衝突」っていうのはサミュエル・ハンチントンが書いた本でその時は 日本ではボコボコに たたかれました。 で ハンチントンは もう今亡くなりましたけれどもあの予言は 少なくともハンチントンのせいで 半ば実現したわけではないんです。

だから もしも三浦さんが言うみたいにパリのテロとか ああいうものが文明の衝突だとしたら解決は すごい難しいしでも 一方で隠岐さん寄りの視点というかあれが もしも宗教上の対立とかよりまず 格差の問題とか承認の問題だとしたら解決はできるかもしれない。

その中で摂取した資本主義とか帝国主義的な発想みたいなものを自己清算してかないと次のフェーズにいけないんだって事を30年代後半には言ってたと。 浦野さん これ 人工知能で何とかなんないですか?例えば ゲームとかで淘汰とか やってる人たちって国が違くても何となく その人たちの内面的な部分とかいうのが共有されてるからなんか 想像できるから対立しないとか。

で そうなった時に世界共通としてリスク管理を プロアクティブにやっていくための知恵作りを今 一生懸命やってるんですよね。 COP21やってますけどいろんな その世界共通として解決しなきゃいけないものに対しての シナリオ分析とかですね超長期での見取り図みたいのを作ってそういう ある共通認識を持ちながらある面 競争しますよと。

それってさ 各論じゃなくてささっきの堀口さんの話で言うとグローバル化っていうのに実際 私たち あんまり接してないって言うけれども実際に 僕たちはね顔で 対面して接するっていう事は少ないんだけれどね例えば そういうグローバル化って簡単には 広がっていくって事でしょ?今ので言うならばその規格をとったA社が独占的に ライセンスをとるかどうかは戦いなわけであってとった場合に彼にとっての正義とか彼にとっての普遍っていうのが世界におけるスタンダードになるんですよ。

だから ベーシックインカムみたいにベーシックフレンド?何か 友達5人以下の人はそれで足りない分だけ友達を国があげますよって言っても嫌じゃないですか。 いや 政治思想っていうか科学者のファンタジーとして21世紀が そんなに悪い時代だっていうふうに思えなくて20世紀と比べるとまだ 世界大戦みたいなものも起こってないし起こる確率も多分 すごい少ないしまあ テロは起こってるけれどもはるかに 時代としては意外とマシになっているんじゃないかなって話を聞いていて思ったんですね。

そうじゃなくて ちゃんと敵を逆なでしない言葉で議論していくって事って本当に できるんですかね?う~ん だから それが 今難しくなっているからこそそもそも この番組の意義って話になったけどそういうのが国内の問題1つ取ってみてもね政治的な右左関係なくそういうのが極めて使いにくくなってる?できにくくなってんなというのを新年の番組なので2015年 オックスフォード大学の研究成果が大きな話題となった。

なんで ただ 実際の結果を出すもしくは 成果を出す効率性を上げるという意味では確かに…さっきも 人工知能に政治任せればいいみたいな事ありましたけど政治とかに関してもそうなんですかね?一番の最適解ってもはや コンピューターに任せた方がいいんですかね?ただ 私は そうはならないなと思っていて政治って 感情のぶつかり合いじゃないですか。

だから今は 犬と猫を判別するのが限界かもしれないけれどいわゆる クリエーティブな領域でもどんどん どんどん 人工知能って入ってきてしまっていて見るのもレビューをするのもコンピューターになっていくと思うんですよね。 私はね やっぱり皆さんが 今の自分の状態と人工知能が競争するふうなイメージで思ってるかもしれないし人工知能が 自分の上にいて自分の運命を左右してしまうように思うかもしれないけどやっぱり私は 子育てにね注目してほしいんですよ。

それで 人文って言っていいのか何とも言えないんですけれど先ほどの 結構前の議論で「三方よしか 個に帰属するか」みたいな話で私は 人工知能というよりも計算速度が上がってすごく可能になった事の一つで全てを 関係性で 物事を捉えれるようになってきたそれで トランザクションが どれぐらい起こったかというのでその価値… 結局やっぱり 今インターネット上で起こってる事ってお金とかの価値と情報の… 情報というか人間間のやりとりが どれぐらいやられたかというので割と近しくなってきてるというのが一つだしあとは それが社会保

今日はそういう趣旨の話じゃないから別にいいんですけれども確実に言えるのは仕事の総量が減るかどうかは分からないんですけれども機械化の進展によって技術の進展によって…そういうデータは出てきてますよね。 大昔のギリシャ・ローマ時代に奴隷の人たちに やってもらった仕事とかを 機械が担って我々市民は 趣味に時間を…。 どのタイミングで ベーシックインカムとかを適用するのかによって全然 構造 変わってしまうので。

堀口さんのコメントにかぶせたいんですけど今ね 非常に重要なポイントを言っていてさっき 僕がお話したのはAIを ロボットに載せて活用するその技術がある。 ドローン使えば 人間の命を犠牲にする事なくできるっていうのの何かの不均衡が生じた時にそれが 何ていうかな人間の集合体の意思決定を無責任な方向に誘導してしまう可能性があるんですよ。 同時に その技術が例えば今 ロボットアームとかいって介護の現場で 支えたりとかする時に あるじゃないですか。

だから絶対 人間か ロボットとか何でもそうだけどパキッと分かれるわけじゃなくて絶対 いまだに僕たちいろんな事 もう既に外部化しちゃってるし。

私は どっちかって言うとテクノロジーとあと 経済を なりわいにして活動してきたので2016年は さっき おっしゃってた倫理とかあとは 本当の人の感情の部分ですよね。 なので そういうジェンダーレスな組織だったり社会だったり 生き方だったり働き方だったりっていうのがアメリカ… 世界中のエネルギーを太陽からの発電で賄うためには20億台のバッテリーを作るのも可能である。

何言ってるかというとずっと近代化っていうプロセスは全てを効率良く速くするっていうプロセスでずっと進んでたんですけどそれが ある飽和点に達して不愉快なぐらい速くなってるというふうな議論があるんですね。

なんだけど 多少 自分の思考のモデルがチェンジしてきた部分もあってだけど もう多分 これだけ世界が流動化していくと当事者じゃない問題なんてほとんどなくてちょっとした変化ですぐ当事者になるんですよね。 ほんとに 純粋に思ったのが10年前に ロボットスーツとかって多分 考えられない状態で。 その中で やっぱり ロボットが兵器になってしまうとか怖いよねっていう話も出ましたけれどもそれって やっぱり小池先生がおっしゃっていた人を傷つけないっていう心があればそんなのは生まれないと私は ちょっと信じていて。