日曜美術館 特別編「巡る、触れる、感じる 井浦新“にっぽん”美の旅2」

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この番組のまとめ

井浦さんは謎めいた文化が生まれた国東に長年 心惹かれ ご縁ができる日を待っていました。 国東半島は神の信仰と仏の信仰が融合した神仏習合の文化が花開いた地。 国東きっての不思議「ケベス祭」も その一つ。 もしかしたら この国東に住んでいた先住民なのか海を渡って来た人たちの顔をもしかしたら 表してたりするかもしれないですよね どこか。 国東市歴史体験学習館。 こんな 情けなく醜く描いて表現してそういうふうに伝えなければいけなかった国東の おおらかさでしょうか。

標高2,000mを超える峰々に抱かれた絵師の名は 飾北斎。 これは 北斎の この絵に 全身…ほんとこれこそ 体感じゃないですか?好きな者にとっては。 ただ 仕掛けをちりばめてるのではなくてやっぱり すり込ますものが富士っていうものちゃんと自分の代名詞でもあるし北斎は 小布施で延べ2年以上を過ごしました。 前足で 水をかいて水がザバッとなって勢いとか 力強さとか感じますけどでも 筆の流れ見てると北斎さんって すごく…何て言ったらいいんかなだから 偏屈老人じゃなくってうん…。

いやいや 大丈夫です。 なんか 使い勝手というよりも自然から頂く恵みに対しての命を頂くという感謝や敬意を表すためにきっと こうやって装飾しているのかもしれないですよね。 何かまた違う素材を重ねたりとかこれだけ手を入れて装飾するって事はほんとに意味のある大事な道具だったんですね。 どうぞ 持って 大丈夫ですよ。 この中に基本的な模様があって作り手によって 捉え方によってまた その 動きが変わってくるという事なんですね。 そこに自分の自己表現というか。

やって来たのは青森県西部の津軽地方。 今回の旅でも 縄文との出会いを求め 向かいました。 津軽では 高度な技術で独特の模様を施した縄文土器が多く 生み出されました。 縄文土器を ちゃんと生け花の器にしてたりとか実際 あれなんかもあれ 間違いなく土器を お茶の道具の。 ほんと 理想の世界をこうやって描いてくれて美濃国現在の岐阜県に生まれ幕末から明治にかけ 全国を旅した漂泊の絵師です。 そこで出会ったのが一体の土偶でした。 その不思議な形に魅了された蓑虫はもっと縄文に出会いたいと津軽に向かいます。