♪~「NHK俳句」司会の岸本葉子です。 で 攝津幸彦さんは澄子さんと 俳句をご一緒なさってたんですよね?ええ そうですね。 彼の最晩年一緒に やっていました。 ですから これはコラボとかっていうものではなくて勝手にね 俳句と 程よい距離の遠さっていうか近さというかねそういう写真を使わせて頂いた。 死にゆく時のエロチシズムとかねいろいろそういう言葉がありますけどこの 枯れて しおれていく花がいいと。 でね ドライフラワーになっちゃ駄目なんだ。 さて 「去年今年」。 「考えると 女で大人 去年今年」。
一番気楽に喧嘩ができるのは母だろうと思うんですね。 病気をせずに越年ができるっていう事は当たり前とは限らないんだっていうその事への感謝 自分が今病気をせずにっていう事への感謝が詠まれているんだと思いました。 それでは ここで本日の入選句を振り返って荒木さんが アラーキーさんが特にお好きな句などがあれば伺いたいと思います。
俳句ってさ季語とかって あるじゃない。 以上俳句作りの参考になさって下さい。 それでは池田さんの年間テーマ「びっくりして 嬉しくなる俳句」についてお話を伺っていきます。 今 ちょっと共感するのは「去年今年」でしょ?はい。 俺 そういうような写真自分で 無意識に撮ってるんじゃないかなって今 この句を見て思ったね。 アラーキーさんは例えば 「去年今年」っていう言葉を思いながら時計の音に絞っていくっていうところね。