近代日本を代表する思想家内村鑑三。 内村鑑三さんは何回か クイズ番組で出てきて俺 答えられなかった記憶がありますけど聞き覚えはちゃんとあります。 同じ時代で新渡戸稲造は 内村鑑三の友人でもありましたけどもやっぱり 新渡戸稲造と岡倉天心がいたというのがこの本が出てくるとっても大事な土壌になってます。 ちょっと その「代表的日本人」が出された時代をこちらに まとめました。 1894年 当時は「Japan and the Japanese」つまり「日本と日本人」という題名でした。
内村が取り上げた「代表的日本人」5人 出てくるんですがご覧頂きましょう。 明治維新の指導者 西郷隆盛。 そして 江戸時代の名藩主と言われる 上杉鷹山。 この「代表的日本人」を読む際のポイントを若松さんに3つ 挙げて頂きました。 最初は やっぱり西郷隆盛ですね。 内村も一番最初に この本の最初に書いている人物でもありますし内村と やっぱり同時代人でもありますね。 江戸城の無血開城を実現し明治維新に貢献した薩摩藩士西郷隆盛。
これは英語では内村は 「Heaven」って書いてます。 そこから西郷隆盛が 森の中で声を授かってるとするとまあ 神秘的な。 天の声を聞く人 西郷隆盛の章はこう始まります。 もう この西郷の章は冒頭からその日本という国が天より与えられた使命について書いているんですね。 これが その日本の受けてる天からの命とするならば内村は 自分は この「二つのJ」のために生きるって言ったわけなんですね。 「Japan」というのは自分と その仲間。