SWITCHインタビュー 達人達(たち)「小山進×土田康彦」

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この番組のまとめ

一人は カリスマパティシエになりもう一人は なぜかベネチアで ガラス作家になった。 お菓子の魔術師が探検するベネチアングラスの知られざる世界。 700年余り前ベネチアングラスの製法を守るため職人たちは 全員 このムラノ島へと強制的に移住させられたという。 あえて ガラスらしさを封じベネチアングラスの伝統技法の一つに挑戦する事に。

僕のおやじは もう本当に厳しくて何だろう… 芸術といえどもムラノ島で第一線で活躍しようと思うと即 結果を出さなきゃいけないみたいな世界の中で毎日が繰り返されてる訳なのでそういった中で…26歳の時に作った「ファンタイムズカップ・シリーズ」。 娘が クリスタル製のハートにもハート形のクッションにも同じように頬ずりする姿を見て土田は ハートの普遍性を強く感じたという。

例えば これは 日向夏の味と香りを閉じ込めたチョコレートだ。 ヘーゼルナッツのプラリネに合わせて宮崎産の日向夏があっ 香ばしい。 土田は 小山のチョコレートをモチーフにガラス作品を作りたいと申し出た。 新作の開発や 品質チェックのために試食するお菓子は毎日 10種類から20種類にもなる。 ここは…チョコレートショップの外壁には のぞき窓。

小山は 仕事を終えて帰ろうとする和菓子職人たちにケーキ作りを手伝ってくれと頼んだ。 多い日には一日1,600本も売り上げ小山が生み出す独創的なチョコレートの数々はパリのサロン・デュ・ショコラで5年連続 最高位を獲得するなど世界の注目を集めている。 権威あるチョコレートのガイドブックは小山を「味覚の錬金術師」と絶賛した。 じゃあ もう 近所のおばちゃまが喜んでくれるのもまさに…小山のチョコレートに インスピレーションを得て作ったものだ。