NHK俳句 題「手毬(まり)」

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この番組のまとめ

そして 今日は ゲストに俳優の金子貴俊さんをお迎えしました。 へえ~!江戸時代から伝わっている遊びなんですけども糸を巻いた手毬ですね手毬を 女の子たちがお正月に ついて遊んだというそういう季語なんです。 まあ 実際 自分も 手毬唄でも女の子の遊びだっていうのも今 初めて知りまして…。 櫂さんこの 手毬唄で遊ぶというのが「二は日光」「三は佐倉」という方に行って最後 「十は東京」と。 明治から昭和にかけていろいろな手毬唄が各地で はやった。 そういう悲しい事を 華やかに歌い込んだ手毬唄という内容なんですね。

「終日風」っていうのはどういう事なんですかね?一日中 風が吹いている…。 で ちょっと表情が乏しくなってきているお母さんに昔の手毬唄を歌ってあげると顔が ほころぶというか 優しく笑ってくれるんだと思うんですね。 いや 何か 本当 年齢問わず若い方から お年寄りの方まで皆さん こう 分かりやすくて伝わってくる俳句だなと思いましたね。 で 案外 手毬唄の内容がちょっと怖かったりしたら面白いなと思ったり。 手毬唄ですから聞く訳ですね。 「右手弓手」なんて多分 初めてですよね。 「右手弓手」だと五音です。

もしかしたら その橋の手毬唄といいましょうか数え歌があったのかもしれませんね。 以上が入選九句でした。 さて ここから金子さんと私でどの句が特選句なのか予想していきます。 入選九句 こちらです。 どれでしょう?僕が 本当 好きだと思ったのは4番の「母笑ふなら幾たびも手毬唄」。 じゃ 私は 一つ挙げるならそうですね 6番の「手毬唄 遠き山河を聞く如し」。 「『手毬』のように 小さい頃 遊んだ記憶しかない季語の場合昔の事を思い出して 俳句を作っていいのでしょうか?」という事です。

実際に 今 目の前でついてるかのように作るのがさて 今日のゲストの金子さんはとっても俳句に意欲的でこの機に 是非 櫂さんに何か聞きたい事があれば…。 例えば 「お年玉」っていうのは我々 しゃべっている時に文語の「消ゆる」にしてみたいんです。 おおむね 文語になりますと音数が減りますので五七五に収まりやすい収めやすいという事があります。 それから もう一つ季語そのものが大体 文語なのでそうしますと文語と文語で一句の中で非常に なじみやすい。