全豪オープンテニス2016 ▽錦織圭出場試合 <副音声は会場音声のみ>

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この番組のまとめ

錦織圭はグランドスラム初優勝を目指します。 今年、最初の四大大会グランドスラム全豪オリンピックが幕を開けました。 このあと錦織圭とフィリップ・コールシュライバーのその錦織の第1試合が行われます。 まず初戦の相手が大会前のランキング34位フィリップ・コールシュライバードイツの選手です。 グランドスラム、四大大会では最低条件になるという今年の目標を話していました。 1年最初のグランドスラムですのでここでいい結果を出すことが自信にもつながると話していましたね。

1つ、昨シーズンはそのグランドスラムさらにその次のカテゴリーになりますATPマスターズでの勝利を掲げましたがあと一歩及ばずということになりました。 相当、錦織圭という選手に対して各選手が研究をしてきました。 チェアアンパイアはフランスのリノ・リッテンシュタインさんです。 錦織にとっての今日のコールシュライバー戦ポイントは、どこに福井さん、置いていますか。

昨日の練習ではスライスショットそれから弧を描くようなムーンボールという高いボールで相手を後ろに下げるショットを数多く打っていました。 今日は開門前にちょうど路面電車の駅から目の前に入場口がありますがそこに数多くのファンが並んでいて荷物検査などもありますからメルボルンパークの中に入ってくるのに時間がかかりました。 かなりマイケル・チャンコーチが昨日、おとといの練習の中ではフォアハンド、バックハンドこのストロークのときに腕と体の位置というのを錦織に対して細かく指示を与えていました。

コールシュライバーのゲームポイントです。 リターンゲームはどうでしたか?コールシュライバーとしてもやはり少し苦しくなってくると特にアドバンテージサイドで錦織のバックハンドに少しスピンが利いたキックサーブを打ってきていますよね。 今の最後の4ポイント目なんですが錦織のセカンドサーブコールシュライバーが回り込んでフォアで攻撃してきましたよね。

ここまでの3ゲームに関してはサーブだけではなくてそのあとの攻めもどうしてもコールシュライバーのリターンが浅くなるんですよね。 これはコールシュライバーのいいサーブ。 こういう場面ではここまでバックのほうに弾むサーブをコールシュライバーは打ってきてますね。 次でニューボール新しいボールに変わりますがその前にコールシュライバーがラケットを替えました。 これもいいサーブでよくコールシュライバー返してきました。

去年、錦織は全豪オープンで市街地からも非常にメルボルンパークというのは近いんですよね。 さあ、錦織、次のポイントです。 こういう展開ですとやはりポイントを先行させていって少しでもサービスゲームにかかるプレッシャーを少なくしていきたいです。 錦織、今日初めてのポイント先行。 この場面でドロップショットですか。 ここでのドロップショットネットから距離もありますよね。 ゲームポイント。 最後はミスを誘って錦織、ドロップショットも見事でした。

ブレークポイントそして、セットポイントを迎えました。 今日、初めてのブレークのチャンスがセットをとるポイントです。 攻めて取ったブレークポイント。 そこで取られたのは逆に無効にブレークポイントがいっているわけですから。 コールシュライバーとしては少しチャンスと見たらネットに出て錦織のリズムを崩したいというパターンもあるでしょうけれども深いボールに対してはなかなかネットに出ることはできませんからね。

あれもコールシュライバーが速いタイミングでそして深いボールを難しいダウンザラインストレート方向に持っていきました。 最後のエースも非常にタイミングが早いんですね。 コールシュライバーが構える時間がない。 全くコールシュライバー動けていませんね。 コールシュライバーがトスアップを気にしました。 こちらがコールシュライバー陣営です。 リターンゲームのこういった形ですとコールシュライバーにもプレッシャーがかかってくるでしょうね。

ですからコールシュライバーのサーブがもう少し浅ければもっといい形で打てたと思うんですよね。 錦織はほぼコートのセンターでそして、左に右にコールシュライバーを振ってそしてスライスを見越して前に来ていましたよね。 第2ゲームで一度、ブレークポイントが止めました、錦織。 1セットアップの錦織、第2セットは1つ、前に出ました。 逆にコールシュライバーが仕掛けてくるということもこれから出てくるでしょうね。

簡単にポイントが取れる相手ではないのでさまざまなショットが必要だと福井さん、おっしゃいました。 やはりセンターへのサーブが今日はポイントなんでしょうか。 0−30からゲームポイントを3本のサービスエース。 第1セットは福井さん非常に序盤からサービスゲームのキープが続いて第10ゲームで、ようやく初めてのブレークポイントが錦織のセットポイントという感じできましたね。 最後の最後にきましたよねブレークポイントが。

バックハンドのアンフォースドエラー単純なミスの数コールシュライバーは11まで重ねてきました。 ブレークポイント握りましたがアドバンテージ先に回り込んで仕掛けてきましたが錦織、ブレークポイント。 あのサイドのサービスはやはりまた錦織ブレークポイント。 3度目のブレークポイントをここまでバック、バックとここでたたいてきました。 ブレークポイントになったときコールシュライバーのサーブが非常に深く入りましたよね。

先ほどのゲーム、チャンスブレークポイントが3回あって取れなかったんですよね。 このコールシュライバーに対しては、サービスゲームかなり1ブレークアップですからプレッシャーをかけている状態の錦織です。 体のバランスが?特に相手のスライスがあまり弾まないショットに対して有効です。 ここはコールシュライバーショットで少しバランスを崩して。 しかし、ここまで第2セット4つのサービスゲームコールシュライバーあるんですが。 セカンドサービスで取ったポイントの確率錦織、今日は72%。

コールシュライバー9に対して錦織が16です。 コールシュライバーにブレークポイントを与えていないということですよね。 第3セットの第1ゲームはコールシュライバーがラブゲームキープです。 このコールシュライバーは昨シーズンはこの全豪オープン1回戦はストレートで勝ちましたけど2回戦にオーストラリアのトミックに敗れて2回戦止まりでした。

今度は、ポイントに余裕がある中でのドロップショットでした。 そうですけどネットから距離があればあるほどドロップショットというのは相手のボールも全部、スピードも違うので本当に天性の感性がないとなかなかあの場所には落ちないですね。 ワイド、センター大体、割合としては似たような打ち分け方の今日のコールシュライバー。 まだ今日はブレークポイントを錦織は与えていないんですね。

このままサービスゲームを取っていく展開が続けば気が早いですが先を見ると錦織選手のいるブロックというのはツォンガ選手ですとか去年東京で敗れた選手と同じブロックになってしまうんですね。 第1セットは6−4取ったポイントが81%という錦織。 錦織のサービスゲームコールシュライバーとしても何か勝負を仕掛けたいところなんですが仕掛ける前に錦織が先に仕掛けてきていますのでなかなかコールシュライバーとしても思い切った攻めができていないこのあと、ボールが変わって新しいボールになります。

コールシュライバーのサービスゲームキープになりました。 あれから4本連続でコールシュライバーサーブを軸に攻撃的なテニスをしました。 ですから、昨シーズン後半は錦織選手本人ももどかしい部分があったということは取材でも認めています。 セカンドサーブでセンター。 このセカンドサービスがあるとなかなか選手としても回り込みを考えにくくなるんですね。 このセカンドサービスが決まってくると非常に有効です。 このゲームはすべてセカンドサーブを打っています。

このゲーム初めて入ったファーストサーブでポイントを取りました。 ファーストポイント簡単に抜いているように見えますけど。 初戦突破に向けて大きなポイント2つリード。 マッチポイント。 評価できるところは一度もブレークポイントを取られなかった。 みずから打っていっていわゆる仕掛けていって勝負をして取りにいきながらリスクを背負いながらも自分でポイントにするシーンが非常に多かったように思います。

ファーストサービスの確率60%錦織コールシュライバー68%だったんですが実はファーストサービスでポイントを取った確率というのは錦織、今日83%なんですね。 ブレークポイントがくると相当なプレッシャーでどうしてもアンラッキーショットもあるので。 そういう意味でポイントを取られる可能性も出てくるわけですけどもブレークポイントがなかったということはやっぱり充実して自分のペースでサービスゲームを送れた証拠です。

1回戦、非常にいい集中したテニスができていましたのでテニスの調子次第も本当に最高レベルだと思います。 錦織圭選手の1回戦初戦だったんですが見事なゲームを見せてくれました。 さて、今年のNHKの全豪オープン放送ですけどもこちらにスタジオを設けましてこの2週間たっぷりと全豪オープンテニスの情報をお伝えしていきます。 恐らく、錦織選手はセカンドサーブのポイント獲得率で60%あたりをすごく意識していたと思いますので試合が始まったときには30度を超えていました。