お金と感情と意思決定の白熱教室 楽しい行動経済学の世界6 何のために働くのか

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この番組のまとめ

アリエリー教授は最新の行動経済学を駆使して人間の まか不思議な行動や意思決定のメカニズムを解き明かしていきます。 教師は もともと子どもが好きで教育の事を ちゃんと考えている人たちが なるものだろう?なのに 突然「生徒の成績を上げたら確かに お金の要素がある事で何かの行動をしようと思う時はあるが最初に 社会的なモチベーションで動いていたのにあとから お金の要素が加わった場合当初のモチベーションは消えてしまうんだ。

さて 報酬や労働何が モチベーションになるかについて話してきたがそうした事を念頭に置いてもらったうえである実験を紹介しよう。 チップを作る 労働者の仕事のサイクルは8日だ。 この工場では 昔からそのサイクルの初日に従業員を激励する事にしていた。 初日に 一定の成果を上げている労働者に ボーナスを出すんだ。 こうして 労働者たちは一定の成果を上げた場合ある人は お金をある人は ピザを2人。 翌日の成果を比べるとお金が ボーナスの人たちはお金を与えれば モチベーションがアップすると考えがちだ。

ここに 相手が気に入る事間違いなしの プレゼントと別の実験を紹介しよう。 いい業績を上げている スタッフはお金が欲しいからこそ頑張ってるんだと思う人は?では 純粋に優秀だからだと思う人は?多いな。 まず 会社側から スタッフにこう 伝えてもらった。 そして スタッフたちの業績の一覧を提供してもらって私たちが 毎週のボーナスを決めた。

例えば エベレストに登った人たちの本を読むと苦痛を感じた事や凍傷や 呼吸困難になった体験などで あふれている。 幸福を最大限に味わうという事をイメージする時「登山のような きつい事」が頭に浮かぶ人は いるだろうか?登山は 異常な体験だがそれでも人はその体験を求めるんだ。 ところで 登山の場合ふだんとは違う満足感を与えてくれるのはどんな要素だと思う?山が 高ければ高いほどやり遂げた時 自分が一回り大きくなったように思えます。

シーシュポスの場合毎回 同じ丘じゃなければ被験者が組み立てて私たちは壊して 箱に戻す。 さて 私たちは被験者以外の あるグループに1つぐらいだろうと答えたが実際の差は 4個もあったんだ。 私たちは 一連の実験の最後に被験者の中にブロックを組み立てるのがもともと 大好きな人が何人くらいいて彼らが 実際何個 組み立てたかも調べた。 実際に 有意義条件でははっきりとした相関関係が見られた。

3つ目のグループではスタッフが 紙を受け取ったらすぐさま シュレッダーにかける。 1つ目の スタッフに成果を認知されるグループでは被験者は 報酬が 15セントに下がるまで作業を続けた。 シュレッダーにかけられるグループでは30セントに下がったところで やめた。 シュレッダーと同じか 認知と同じかその間か。 結果は 2つの中間だったがシュレッダーにかけられる条件とほぼ同じだった。 この事から分かるのは人の努力を認知してあげない事はシュレッダーにかけるのと同じくらい悪い という事だ。

すると 作者自身はすばらしい作品だと考えて高値をつけ評価者は 「ただのくしゃくしゃの紙だ」と言ってそこで 被験者に「作った君以外は誰も これを欲しがらない事を分かっている?」と聞いてみた。 だからこそ 世界中の開発者たちは自分の作品を誰もが 高く評価してくれるはずだと思い込むんだ。 今 話した 折り紙実験では説明書に 折り方が文章と共に載っていたから「簡単バージョン」としよう。 被験者が作った作品の クオリティーはどうなったか?もちろん低下した。