趣味どきっ! 恋する百人一首 第8回「恋の終わりの処方箋」

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この番組のまとめ

「恋する百人一首」の道案内人の山口仲美です。 百人一首の中には 失恋のヒリヒリする歌が たくさんありますが最初の歌は恨みのこもった女の歌です。 涙が乾かない袖でさえ残念なのにこの恋で浮き名を流して廃れてしまうであろう 私の評判の方が もっと残念だわという歌。 だけど これってさ涙で泣いているのとそれから 自分の名前が廃れるというのを比べましてどっちが大きいかって言ったら名前が廃れる方が嫌よって言ってるわけね。 そういう時に 自分の名前だけがどんどん評判が悪くなっちゃう。

松島の雄島の磯に 漁をしていたあまの漁師の袖こそ違う意味合いの歌にするのが本歌取りの手法なんですよ。 では 大久保百人一首まいりましょう。 で 一人でいられない時どうするの?いとうあさこさんっていう友達が当時… 今も いるんですけどその人のうちに1週間のうち3日間くらい。 いかがでしたでしょうか?皮肉がたっぷり効いたこの曲も元祖は百人一首にあるのです!では 壇蜜さん お願いいたします。

和歌を詠むっていうふうな事自体というものが平安の人たちがどういうふうな作業としてやっていたのか というのは僕は分かりませんけども少なくとも自分の失恋経験を言語化するきちんと文字に起こすっていうふうな作業というのは感情の整理にもつながりますよね。 つまり 心理学では「セルフモニタリング」というんですけども自分を客観的に捉えるっていうふうな行為ってのは要は 悲しみとか しんどさつらさっていうふうなものを沈静化させていく。