先人たちの底力 知恵泉 スケールの大きな 夢に挑むには?「小栗上野介」

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この番組のまとめ

上野介?あ~ あの「忠臣蔵」の!今から およそ150年前幕末維新の時代に彼が築いた横須賀造船所。 蒸気機関を動力に 部品や機械から蒸気船まで一貫製造する…近代工業の技術導入のさきがけとなり明治以降の日本の発展に大きく貢献しました。 悠久の時の流れの中無数の星たちが織り成す…10年前 冥王星を「惑星」から外し「準惑星」という新しい分類に移すというニュースに驚かれた方も多いですよね?その歴史的な変更を導いた世界の7人の専門家の1人が渡部さんなんです。

小栗が アメリカから持ち帰り生涯大切にしていたという物が何の変哲もない一本のネジ。 小栗が このネジに出会ったのはアメリカに渡って およそ2か月後の万延元年4月5日。 小栗がアメリカに行ったら そのネジがどんどん大量生産されてると。 私は天文学者になる きっかけというのはまあ見て楽しいから見てたんですけどその当時 天文学者の先生方が「この日は 流れ星がたくさん出る」って言って出なかった事があるんですよね。

近代化どころか 幕府自体の足元が揺らいでいる現実に小栗は直面したのです。 外国奉行として現地に向かった小栗は ロシア側に退去を迫ります。 結局 幕府は もう一つの大国イギリスに介入を依頼します。 今度は 財政など行政全般を管轄する勘定奉行。 薩摩藩とイギリス艦隊の間で戦闘が勃発。 今度は京都での軍事衝突を契機に幕府と長州藩の間で 内戦が勃発。 小栗は 幕府内部を説得。 幕府滅亡間近 時代が混迷を深める中ではありましたが当時の幕臣よりも もう数歩前に行ってるわけですよね。

だから 裕福な商人を集めて株式会社をつくって例えば 神戸が開港するという事になると兵庫商社というのをつくって商人を集めると外国の商人と対等でできますよね。 小栗が 近代国家の夢を託した…国産化する事こそ近代化の要だと考えたのです。 小栗は 慶喜も参加する軍議の場で討幕軍撃退の秘策を提案します。 失意の中小栗は 江戸の屋敷を引き払い自らの領地である上州・権田村に向かいました。 小栗が夢を託した横須賀造船所は本格的に稼働を始めます。