1月23日NHKとNHK学園が主催するとっても見どころの一つで作品から想像していた作者像とピッタリだわ という場合もあればちょっと イメージが違うかなという事もあったりして第17回「NHK全国短歌大会」開幕です。 今 北條さんに伺いましたらですね「この歌 当たり前だから全然 選に入ると思っていませんでした」と おっしゃったけど「負けねばならぬ高校野球」というのはある意味では この大会の真実をついてると思いますしむしろ 北條さんは 「我々の人生もむしろ負けた時が大事で「一日一回近所へ買い物に出かけます。
小林さんが詠まれました「大漢和辞典」親文字の数 つまり見出しになっている漢字の数が 5万。 実は 佐佐木さんもこの大漢和辞典の歌を特選に選ばれました。 実はですねなんと 玉井清弘さんの特選もこの大漢和辞典の歌となりました。 それにしても 小林さん伺いたいのですがこの「大漢和辞典」 圧倒的な内容の漢和辞典でございますがなぜ 出会われたのか?実は 2年ぐらい前まで ずっと視覚障害者向けの翻訳のボランティアをしておりました。
いろいろ ご記憶おありでしょうがこのお風呂の記憶以外に何か残ってる事はございましょうか?高知県は 台風銀座と呼ばれるほど台風が よく来ました。 近藤芳美賞は 15首をひとくくりの作品として審査する部門です。 近藤芳美賞の発表です。 近藤芳美賞は愛知県の三好ゆふさんの作品。 近藤芳美賞でございます。 それで それを通して小さな自分史を作ろうと思った事が始まりでたくさんの日記や歌日記を振り返ってその中に散らばっているのを思い出しながら去年の4月ぐらいから考えだしました。
ジュニアの作品を選んで下さったのは歌人の佐伯裕子さんと大松達知さんです。 それでは ジュニア大賞小学生と中学生のそれぞれ3首をご紹介しましょう。 扇風機の風で 世界旅行だなんて本当に すばらしい発想だなって思いました。 岡山県倉敷市立乙島小学校4年関 耕作さん。 佐賀県鹿島市立古枝小学校6年貞松遼大さん。
松田さんも富山県から来てくれてますか?去年は お姉ちゃんの りこさんが一般の部の特選でわこさんも 今度で2回目のジュニア大賞なんですよね。 まさに 天才短歌姉妹ですね。 コツとかは分からないんですけど私は 自分の好きな事続いて 優れた作品を多く寄せてくれた学校に贈る学校大賞の皆さんおめでとうございます。 以上 ジュニア大賞と学校大賞の発表でした。 「NHK全国短歌大会」続いては 自由題の選評です。 歌われております キツネノカミソリという花でございますがこちらに出ましたね。
非常に さりげないところだけど個人の日常生活とそして 社会で進行している事とのギャップというかそこに 自分が現在生きている事の意味がチラッと見えてくる。 もう一つは 我々 学生時代はねデモ行くっていったら もうその日 一日 準備してですね「今日はデモだ」って言って勇んで行くわけだけど現代のデモっていうのはそうじゃなくて飲み会の途中で普通の人が ちょっと抜けてそういうデモの移り変わりというものもこの歌は 非常に的確に捉えているそういう歌だと思いますね。 東日本大震災から間もなく5年です」。
作者はですね「転がれず」というねこの表現が出てきているのは「いし」という字が転がりたいぐらい 元気があってエネルギーに満ちてるわけですよね。 この「いし」の字は転がりたいんだなあるいはこの字を書いた お孫さんがね転がりたいほどのエネルギー持ってるって事を三句の「転がれず」という ひと言で表しているわけですよね。 どう思いました?ちょっと緊張しちゃったかな?石のように固まっちゃったけど本当は 飛び出した石みたいなエネルギーのある…。
つまり 自分が一人残されるという事の哀しみを知るのは実は 私自身が3つで母親を亡くしていて一番古い記憶が母親の棺の前でその時に 私が何か言ったら後ろに並んでる親戚がわっと泣いたのだけ覚えている。 何か 一番古い記憶なんですけどその時 子供って どこかちょっと得意なんですよね。 この歌は上の句は 何か大変ロマンチックでそして 広がりがあるんですね。 ところが 下の句に来ると急に ちょっと痛々しい鳥籠の中に とらわれてしまう「頭蓋」というような言葉も出てまいりまして意外性があって びっくりします。