♪~さあ 始まりました「岩井俊二のMOVIEラボseason2」でございます。 カモン! カモン!さあ まずは 岩井監督 この「闘う」というテーマですけれどもこれは どうなんでしょうか?今 専ら すごいアクション バトルシーンが出てきましたけど堤監督 いかがでしょう?そうですね。 確かにすごくアクロバティックに動いてても意味のない闘うシーンってすごい退屈やったり長く感じたりしますもんね。 まずは 岩井監督の作品です。 岩井俊二監督の作品「スワロウテイル」です。
今回は あまり自主規制っていうか暴力的な表現をまあ たくさんあるんだけども割と逃げずに撮ろうというふうに決めたんで割と これ 一日かかりましたよね。 この映像の中で言うと諸鍛冶さんがつけられたアクションっていうのは どこなんですか?台本に そういう監督からのオーダーがあって役者さんに 実際「さあ どうぞ」って言ってもなかなか誰が どう動いていいか…。 やっぱり 運動神経なんですか?やっぱり…僕 よく言うのは 運動神経だけじゃなくて センスですね。
メインとなる振り付けの間に入れるそれ以外の動きを諸鍛冶さんはおかずと呼びます痛っ! やめろっつってんだ!おら~!ポイントは 殴られる前の動き方あれは 違くて 酔っ払うのは…スマホで 何でも撮影できる時代という事でスタジオに集まってくれました皆さんに 「闘う」というテーマでスマホで撮影した1分間の映画を作ってきて頂きました。
本当は 「マトリックス」みたいなああいう素早い動きのアクションをやりたかったんですけどやっぱ ああいう役者の方々がちゃんと 何週間 何か月ってトレーニングされた上でああいう事 できると思うんで素人の役者さんに ちょっとそれは厳しいだろうなっていう事でなかなか かみ合いが難しい。
黒沢 明監督の「酔いどれ天使」って映画があってそれの最後のクライマックスの主人公と やくざのボスがねちっこく 絡み合うシーンがあるんですけどその影響を 結構 受けてあれをやってみたいなみたいな話をしながら当時 撮ってた覚えがあります。 最近 「下町ロケット」ってドラマとかでそれを また復刻させてるような堤さん いかがですか?いや~ やっぱり あの…強い存在感っていうのはどう描くのかっていう意味で言うと もうまあ はるか雲の上にあるような作品なんだなっていうふうに思いますね。