「NHK俳句」司会の岸本葉子です。 そして 今日は ゲストに 俳優で気象予報士でもおなじみの多分 そういうのもありますし。 僕は ウエザーキャスターやってますとねウエザーキャスターって お天気のいろんなトピックスを その日紹介するじゃないですか。 「東風吹かば」じゃないですけど有名ですよね 東風ですよね。 まあ 季節… 日本海低気圧なんてちょっと難しいですけど日本海に低気圧が行きますとそこに向かって南風がバ~ッと日本列島に入ってくる。 まあ 春一番 春疾風…。
全く情緒と関係のない言葉「故障」を入れた事によってかえって「風車」が 機械のように描かれたといいましょうか逆発想ですね これはね。 いかがでしょうか?まあ 何となく…ちょうどね こう…春 まあ 4月は新学期で始まったりして何か 一つ ステップアップする?子どもが一つ 何かステップアップする。 「補助輪」っていう言葉は あんまり色気がないんですけども。 補助輪の あのガラガラ ガラガラガラ ガラガラガラって当たる音って 何か子どもを育ててる音ですよね。
それと 折れちゃうからちょっと 風車に合わなかったなと今 すごく勉強になっています。 この「下の子の」…で そこに 風車がどう絡んでくるのかなと思ったら あ なるほど昔の写真に写ってたのかもしれないしそれをイメージして 小さい子どもをイメージしてるのかもしれないし。 本当 僕はね 気象予報士的にね本当に え~…。 本当 意外とこの「風車故障のやうに止まりけり」っていうのがねガクガクッ。
「今回の季語『風車』は『風車』とも読みます」。 「このような場合『風車』で俳句を詠んでいいのでしょうか?」という事です。 これ みんな「風車」と読むんですけれども風車というのは動力を得るものですからどちらかというと 発電だったりあるいは そうですね 粉を作る。 で 「風車」と読ませませんと玩具になりませんのでやはり 季語には なりえないという事で残念ながら それは使えないという事になります。 今回は 要するに子どもの遊び道具の風車を題としてる。
この 冬の天気図「西高東低の冬型の気圧配置縦じまが いっぱい入ってます」なんてね 言いますけど これどういう事かっていいますとねこう全部 冬の空気に覆われてるよと。 この低気圧 どういう事かっていいますとねちょうど 冬の空気と春の空気の境目に日本列島がある時なんですね。 換気扇!?空気をかき回す?天然の換気扇なんです。 これが 常に 空気の境目にできるっていう事で今の時期はこれから春になってきますとこういう気圧配置になってで だんだん だんだん この冷たい空気が北へ去って春の空気がやって来るという。