サイエンスZERO「世紀の観測!重力波~アインシュタイン最後の宿題〜」

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この番組のまとめ

アメリカの研究チームが重力波を捉えることに初めて成功したというのです。 重力波とは、空間のゆがみが波となって伝わる現象。 重力波の検出を目指してきた日本チームのメンバー三代木伸二さんです。 でも今回アメリカが先に検出しましたがその辺は、どうですか?さすがに第1発見観測に関われなかったことは残念ですけれどもそれをも圧倒するぐらいのこの重力波はアインシュタインの最後の宿題って言われてるんですよね。 アインシュタインは一般相対性理論で数々の予言をしてるんですね。

ただし、そこから出てくる重力波っていうのはあまりに小さすぎてですねもう人類の技術では観測不能です。 このように2つのブラックホールがぐるぐる、ぐるぐる回っていって近づいて最後にちょっと変形して一つのブラックホールになってそんとき強烈な重力波が出るとこういった天体現象っていうのはそんなに、よく起きるもんじゃないんですよね。

超新星爆発と中性子星の合体とブラックホールの合体ですね。 実は、アインシュタインの一般相対性理論を使うとそれぞれがどのような重力波を出すかその波の形が計算できちゃうんですよ。 一方、連星中性子星合体とブラックホールの合体はちょっと何か波が続いて最後、合体するようなどれに近いですか?ブラックホールの合体の波の形にそっくりです。 ちなみに、ほかに何か分かることあるんですか?連星をなして合体するときに出てくる重力波の波形というのがスーパーコンピューターで今は計算することができます。