今日は江戸時代の絵師 曾我蕭白です。 あの 伊東さん曾我蕭白の作品って自由で エキセントリックで。 僕は 曾我蕭白の作品や人物像を通して日本の美術ってなんで こんなに豊かでこんなに楽しいんだっていうのをそう気付かせてくれた存在でもあるので今日は 蕭白にちなんで自由奔放に。 さあ まずは そんな曾我蕭白の異端ぶりを発揮する釈迦の前世の物語です。 すさんでいる 悲しいもしくは 別の感情でもって蕭白は この絵に何を込めたのか?鬼女の顔を スケッチしながら探っていきます。
で その文脈には合ってないんだけれども極めて理性的な行動をしているというところが…本当に果てしなく想像を刺激されてしまう曾我蕭白なんですけども一体どのような人物なのかまずは生い立ちからご覧頂きましょう。 蕭白は 江戸中期の1730年京都の裕福な染め物屋に生まれたといわれています。 奇怪な絵を描き 傲岸不遜なまでの態度を見せる蕭白。 蕭白研究の第一人者狩野博幸さん。 蕭白って 魅力的なのはそれと共に 伝えたい気持ちがガンガン伝わってくるんですよね。
この美術館が所蔵する蕭白作品はおよそ30点。 ビゲローが日本を訪れた頃蕭白の名は 既に世間から忘れられていました。 ビゲローは なぜ蕭白の絵に心惹かれたのでしょうか。 蕭白は この絵でも 虹の絵と同様随所に金泥を使い蕭白とビゲロー二つの孤独な魂は洋の東西を超え 絵の中で響き合ったのかもしれません。
あとは ビゲロー自身が社会まあ階層社会… 上流社会の中でという部分ですね。 久米仙人の物語って「今昔物語」で仙人が飛んでたらきれいな女性がいてそれで霊験がなくなって。 仙人をはじめ 鳳凰や龍子供に女。 僕 この「群仙図屏風」本物を見た事あるんですけどももう正直言葉が必要ないというかもう立ち尽くして動けなくなったっていうそんな記憶があります。 登場人物としては一番動かしたい感じがしますね。 漫画家として血の騒ぐ登場人物の一人…。