中村さんには 染野さんのご担当の初回の４月に出演して頂きましたが今日は 染野さんの最終回という事で再びお越し頂きました。 一見 恋愛の歌と思うのですが他者と触れる時の違和感とか親密さは あるんだろうと思うんですけども何かこう 自分でもあなたでもないってところに全然別人の体を感じているような過剰に感情移入するわけでもない妙に客観的な観察する視点というんですかねそういったものもある歌だというふうに思いました。
「つなぐ」っていうお題で勝手に 何かと つなげられるっていうのを選ぶのとマイナンバーを選ぶのがすごいセンスがいいですね。 さて 今日は この１年の染野さんの一席の中から年間大賞を発表致します。 第一席 武田穂佳さんの歌です。
この１年間 「こころ・ことばからだ」という事でからだの感覚を使って 歌を詠むという事をやってきたんですがからだの感覚を使って 歌を詠むとより歌が 豊かに見えてきたりより 歌に感情移入できたりそれを理解できたりっていう事その一方で 老若男女で それぞれからだは違うわけですから我々 つい簡単に 死んだあの人はこう思ってるとかきっと こうだろうとかって予想してしまう。