♪~「NHK俳句」司会の岸本葉子です。 2年間頑張ってきましたけれども。 そして 今日のゲストは俳優のイッセー… 尾形さんをお迎えしました。 イッセーさんには3年前にもゲストで おいで頂いています。 「俳句王国がゆく」。 「俳句王国がゆく」ですね。 一瞬につかむ…特徴をつかむというのは非常に 俳句を作る上で大変な能力だと思います。 イッセーさんのお話今日 楽しみですね。 で 櫂さんの年間テーマ「日本の季語遺産」今回は「桜湯」です。 では イッセーさんと一緒に今回の入選句を見ていきたいと思います。
例えば?あの~ 中尊寺。 中尊寺ですか。 「雲白く 遊子悲しむ」なんていう詩がありますよね。 桜湯を飲む事で旅心といいましょうかねすてきですよね。 法事ですか!?桜湯を出す法事ね。 プライドもあるししがらみもあるし という感じでね非常に言葉の配置がうまい句だと思います。 その時に鯉同士がですね うまくぶつからないようにして面白いですね。 緩やかな感じと言うんですか?何にも 人間関係も何も考えませんでしたが はい。
では イッセーさん 九句の中でまず お好きな句といえば…?4番「桜湯の器すみずみまで光る」。 そして 更に今年度の年間大賞を発表します。 櫂さん 今年度の特選の中で一番よかった作品どなたのでしょうか?はい。 「『桜湯』のような四音の季語を下五に置きたい時よい置き方はないでしょうか?」という事です。 それだと 季語の「桜湯」にはならない…?ならないですね。 「桜湯」として詠むと今度は四音… 困る。