オイコノミア「“ズル”い事件の経済学」

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この番組のまとめ

それから 海外だと 排ガス規制の問題で ズルをしてたという事で大スキャンダルに発展しました。 大竹先生 ズルを経済学から見るとどんなことが 分かるんですか?ウフッ。 ゲストは お笑い芸人の 間 寛平さん。 寛平さんとはどんな ご関係なんですか?一番最初 子供の頃に テレビで見て好きになった芸人さんはアヘ アヘ。 でも 保証人になっても ちゃんとその人が返済してくれたら大丈夫ですよ。 まあ ご存じか? 「アメマバッチ」。 アメマバッチで 借金を すごい…。 なあ アメマバッチ。

寛平さんが保証人になった人が逃げてしまうとかそういう人 まあ 一種の不正行為ですけど不正 働くというときに 一体どんなことを考えて不正をしてんのかということを考えたいと思うんですよね。 で そういうリスクを冒して 駐車違反をすることに決めたんですよね。 常に 経済学的な 意思決定してたんでしょうね。 ベッカー教授は 自分の駐車違反を経済学から考えました。 物やサービスにかかるコストと そこから得られるメリットを計算し費用が適当か調べる「費用便益」に当てはめたのです。

ズルの動機が「合理的犯罪モデル」に当てはまるなら 対策は単純。 だから そういう犯罪をした時のコストを できるだけ小さくするというふうなのが 犯罪を減らすための対策だというのが「合理的な犯罪モデル」の答えになるんですよね。 ただ こういう ベッカーのシンプルな「合理的犯罪モデル」というのに異を唱えた経済学者もいるんです。 へぇ~!行動経済学を専門とするダン・アリエリー教授は人が 合理的に ものを考え 犯罪をするか しないかを決めるというベッカーの考えを疑問視しました。

よ~い スタート!お二人が挑戦しているのはこんな問題。 それでは 裏面にしてそのまま シュレッダーにかけます。 うわ~!え~ それじゃあ 又吉さん何問 解けたんですか?僕は 9です。 寛平さん 結構 迷われてた割には8って だいぶ いってますね。 まあ こういう場合ですねこのシュレッダーの中にあの そのまんま あるんですよ。 それ 予想できてませんでした?お二人の解答用紙。 2人とも正直ですね!機能してるとすればですね絶対 ばれないわけでしょ。 ほんで そこで 自己申告やわね。

では どうしたらズルされないようになるのか?ここで 行動経済学がその対策を伝授!又吉さんね 以前不正に困ってた人って身近にいらっしゃったの覚えてません?はい。 「1個買ったら3人で住んでるんで『シャンプーは 別で みんな買おうね』と約束してたんですけど減りが早いんだよ!こんなロン毛でさ。 まあ シャンプーも そうですし 共用で使ってる冷蔵庫の中のジュースとか児玉さんに アドバイスするとすれば監視カメラ つけるんですよね。 で もうひとつは シャンプーを毎回 自室に持って帰ってもらう。

最初に名前書くと やっぱりこう 不正行為を ちょっとしにくいですよね。 それとか 海外から帰国するときに税関で申請する書類ってこんな縦長のやつ ありますよね。 最初に名前書いたらな。 ズルをしたいという気持ちを事前に防ぐルールを考えるというのが 経済学なんで。 完全に ズルをしたことがばれるようにするのかちょっと 道徳心に訴えて ズルをしないようにするのが いいのかそもそも 規制のしかたというのを変えてみるというのが いいのかというのは 経済学 随分考えられることなんですよね。