2015年「日本賞」 青少年向けカテゴリー最優秀賞「独裁者の部屋」。 架空の独裁体制の下での若者たちを追ったドキュメンタリーです。 私は ナビド・モディーリこの独裁体制の案内役だ。 だが 現実の独裁体制では服装で個人を表現する事が場合によっては投獄される事もある。 今日は 何をやると思う?また クリップ。 クリップの選別をしない。 多分 お互いに協力し合う事が必要なんじゃない?独裁者から解放される事がゴールでしょ?自由になるのが ゴールだよね?もちろん そうよ。
独裁体制ならではの暮らしをかみしめましょ。 ハハハッ!ジミー 次は何をする気なの?無理でしょ。 えっ 勝つのは?残った私たちは独裁体制の一部のまま。 これで終わり?アハハハッ! ジミーったら。 アッハハハ。 ジミーが なぜ独裁体制に刃向かうような事してると思う?私たちの事を励まそうとしてるのよ。 独裁者に目をつけられるわ。 現実の独裁体制では死につながりかねない。 私たちが受ける罰が外出禁止令だとしたら…。 「外出禁止令を守る!」。 独裁者をコケにする時間ならまだ十分ある。
フフフフ… 今 クリップを分けてるのが不思議なくらい。 彼らを労働に向かわせるため独裁者は 次の手を打った。 今日って すごくいい日になったと思わない?ジミーがいなくなった事はショックだったけどライバルが1人減ったわけだし。 昨日は トイレットペーパーをもらった。 でも トイレットペーパーは全員じゃない。 今日は外出禁止令を無視しようと思ってた。 全員が模範的市民だとしてもあしたは誰か追放されるのかな?それはないと思う。 本物の独裁体制よりここには たくさんのチャンスがある。