その後 4年の間に がんは肺や肝臓にも転移し手術は全部で4回にも及びました。 ところが 奇跡とも言える回復ぶりで2012年 72歳で ホノルルマラソンに挑戦。 鳥越俊太郎さんです。 鳥越さんは 今もありましたけど70歳を過ぎてから マラソン。 闘病記録を すべて映像に残し自らを取材対象としたのです。 鳥越さんはすぐに手術を受けます。 左肺 そして右肺さらに2年後には肝臓と全部で4回もの手術を行ったのです。
聞かれる前に自分で全部オープンにしようという事で患者・鳥越という人格と それから取材者・鳥越という人格をちゃんと2つ作り出してちゃんと切り分けてつらがったり 痛かったり苦しい思いをしているところは現実にある訳ですけど それを見ている もう一人の自分がいて「あ~ 今つらいんだなお前 大丈夫か?」というそういうふうな思いで見ていると。 そんな鳥越少年は 1958年現役で京都大学文学部に合格。
1975年 鳥越さんはついに念願の鳥越さんは 社会部の記者として第一線で取材し 活躍してやろうと意気込んでいました。 しかし 鳥越さんはそこで腐る事なく週刊誌ならではの ユニークな切り口で田中角栄を追う企画を提案します。 その人気を支えている田中角栄の地元 新潟県西山町に50日間 泊まり込んで年末に迫った選挙を住民の目線で見つめるというものでした。 鳥越さんと同じ番組でキャスターを務めていた田丸美寿々さんです。 大阪社会部に行って最初に行ったのは岸和田通信部というとこですから通信部ですから。
最後に もう一度 プライベートな鳥越さんの日常を見せて頂きたいと思います。 気になる記事は必ずスクラップするのが鳥越さんの日課です。 今は講演活動にも忙しい鳥越さん。 がんの手術を4回やって 生きてるという事自体が やっぱりがんになった人もしくは家族にはその事自体が脳血管障害で突如 倒れて何の準備もないまま死んでしまうよりは余命が告げられて それなりにちゃんと身辺整理をしたり心の準備をしたりして 人生を終えていくという意味では死を恐れては いないんですけどもただ一つ 悲しい事はあります。