その「できれば決める」ショットのリスクをチェンジ オブ ペースを展開しながら極限まで高めた攻撃でポイントを奪う。 全体的に球速を上げて遅いボールを打つ時は 可能なかぎり決まる所に ピンポイントでコントロール。 あいつが昨日 覚えたサーブを通常７０％を目指しているファーストサーブの確率を下げてでもその分 大幅にスピードを上げる！今の俺の… 渾身のフラット！うっ。 難波江君は相手によって合理的なテニスをするから俺が本当の強さを知らなかっただけ…。
ハア！ よっし！うおおっ超強引に決めたっ！ついに 丸尾のセットポイントが来たぞ！ハア ハア ハア！すげえ アニキ！心の声ここに来てデータにない戦略での先制攻撃。 心の声ここで決める！今 難波江君をブレイクするのは至難の業…。 心の声ドロップ！ハッ！？心の声ちょっと大きいか…？心の声ここでそれか！ここで前に詰めればボレー勝負！俺が唯一難波江君に勝てる勝負！クロス！ハッ。 ファーストセットウォンバイ丸尾心の声でも 最後のプレーは完全に読まれてたし喜んでる場合じゃない。
心の声このあとは 難波江君らしい強さを見せつけられた。 心の声これは多分難波江君にとって気持ちを切り替えるスイッチみたいなもの…。 これが 相手しだいで 効率的に変化できる 難波江君のテニス…。 心の声そんな難波江君なら 俺のサーブゲームでどう攻めてくるか。 となれば セット序盤の今こそリスクを負って 一気に仕掛けてくる可能性は高い。 ゲーム難波江 ２−０ セカンドセット。 セカンドセット始まったら圧倒的じゃね～か！ぐっ…。 でも 難波江君は リスクを負って攻めてきてはいない。