NHK短歌 題「卵」

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この番組のまとめ

村上さんは4週目の「短歌de胸キュン」何年ぐらいやってらっしゃるんですか?僕は まだ1年なんですけど一番 後に入ったんですが今 エースをやらせてもらってて。 小島さんとは ご一緒に?もともと短歌を始めた すぐの時に短歌のライブで先生として出て頂いて。 点滴の粒から卵へ移っていくって思いだっていう不思議で面白い。

そういう姿が 非常にエネルギッシュでそして躍動的な歌だと思います。 モンサンミッシェルに 参道が続いているらしいんですけれどそこで 名物の修道女の焼くオムレツというのがあるらしいんです。 場面の描写が 非常に丁寧なので立体的に浮かび上がってきますよね。 この歌が 一席になったポイントは?フレッシュな印象を持った一首でした。 以上が今週の特選歌の発表でした。 卵の月の下を 烏賊釣りの小舟が出港するという場面ですけれど「出でぬ」で収めると やや落ち着きすぎてしまうんですよね。

目の前にある ゆで卵を見つめる作者が真面目なのか不真面目なのかなかなか 面白い味わいがありますよね。 人は いろんな煩悩にさいなまれてぐるぐるしますけれどもそういった捕えどころのないぐちゃぐちゃした心がつるりとした 卵の楕円の形に不思議と重なってくるようなそんなイメージで読んでも面白いかもしれません。 ゆで卵といったら普通は おいしいとか形が かわいいとかっていう言葉が一般的ですけれども本当だったら 不気味だとかこの歌みたいに ちょっと怖いというふうに言ってみてもいいわけなんですよね。