NHK俳句 題「春灯」

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この番組のまとめ

先ほど 冒頭の句こちらは 堀本さんの故郷和歌山の熊野について詠まれた句ですね。 「三熊野」っていうのは世界遺産にもなっている熊野の地でして本宮 那智 速玉その3つを合わせて三熊野というんですよね。 又吉さんが 堀本さんから俳句を学ばれた その様子が「芸人と俳人」という本になっていますね。 又吉さんから見た堀本さんというのは どんな…?堀本さんには 有季定型句について学んだんですけどどんなとこが お好きですか?この句を すぐ 読んで長い年月こう 生きてきた桜というのがすごくイメージできるんですよ。

堀本裕樹選 入選九句。 やっぱり すぐ 思い浮かぶのが与謝野晶子の一首ですね。 ちょっと不思議な句なんですけども又吉さん どうですか?これ 「使はざる箱」っていう表現が面白いですね。 それとその「使はざる箱」の暗闇とまあ 昭和の懐かしい街を再現したジオラマを春ともしがともしてるんですけどもジオラマの中にも 小さい家とかね街灯とかがあってそこにもねちっちゃい春ともしがあるような気がしたんですよ。

それでは ここからさて 入選した九句又吉さん ずばりどの句が選ばれると思いますか?いや 全部 いいんですけどええ… そうですね。 その中で 例えば 6番の「ジオラマの昭和の街や」のその入れ子構造はちょっと 意外とすごく技術的な句だなと思って。 「博多弁」を上五に持ってくると。 博多弁の「は」「とびかふ」の「と」「春ともし」の「は」ですね。 この重なりがね博多弁の やわらかさそのもののリズムになってくるんですよ。 さて 堀本さんの年間テーマは…この「余白の時間」堀本さん どんな時間でしょう?そうですね。