それでは 早速 ご紹介致します。 今年度の第三週の選者です。 伊藤一彦さんです。 伊藤さん 今年の抱負をひとつ よろしくお願いします。 そして 今日はですねスタジオも 山桜とかソメイヨシノが。 では 今週のゲストをご紹介致します。 でもね 桜前線という言葉をよく使いますし 使われますよね。
それをね 必要な言葉だけで切り取って出してるししかも 作者のその時の逡巡した気持ちそして 結局は きりだされたんだろうと思うんですけどもそれが伝わってくるとてもいい歌ですね。 作者は 上の方から流れてきた花筏を見て序破急あっただろうなとそこが なかなかいいですよね。 40都道府県ぐらい行ってるんじゃないですかね?ほんとは もう全部行きたかったんでしょうけどねそれくらい 各地に出かけて自然と人々に出会うのを何回も行ってますね。 …で 川端康成さん。
川端康成が 東大出た頃だと思うんですけれども先ほど言いました大正11年に 湯ヶ島の温泉で牧水の姿を見かけてるんですね。 川端康成は 牧水が 大歌人である事を知ってますからあの人が 牧水さんだと思ってすごく印象を残してそれで 文章を書いてるんですね。 是非 その文章をね川端康成の文章を紹介して頂きたいと思いますね。 「湯ヶ島の風光人情を牧水氏が愛していた」って書いてありますけどねまさに 山桜を含めてたくさんの樹木がある事。 川端康成がね 牧水の姿を見てまるで 木仏みたいだと。