NHK短歌 題「桜」

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15:23:07▶

この番組のまとめ

♪~スタジオも 山桜とかソメイヨシノが。 そうするうちに 桜湯の花がほほっと開いちゃって桜湯の花びらが何か催促してるような輪唱という捉え方と同時に「さやうなら さやうならつて」ここに 実感籠もっててね誰に向かって はなびらはさようなら言ってるのかなってね。 やっぱり 心ある人はねその時期時期に合わせた 例えば4月だと 桜の花を使うとかね5月になると菖蒲の花を使うとかねこの作者のお友達は みんなそういう事を心得た方で桜の頃は 桜の切手を貼って手紙が来るんですね。

今年度は 若山牧水の専門家である伊藤一彦さんに牧水の歌を紹介頂きながら牧水が旅した土地を巡ります。 伊藤さん 牧水はどんな方だったんでしょうか?ひと言で言えば 旅を愛し実際 旅をした人ですね。 牧水は みんな行ってます。 牧水は 20代の頃から湯ヶ島に行ってまして「うろくづ」って魚の事ですけれどもそこに山ざくらは咲いているという。 川端康成は 牧水が 大歌人である事を知ってますからあの人が 牧水さんだと思ってすごく印象を残してそれで 文章を書いてるんですね。

その川端康成の印象ではすごく童心のようなそういうものを感じたというね。 一方で やっぱりね文学者としての厳しい表情と二面を感じたって川端康成のような人ですからそういうものを ちゃんと見抜いてひと言で言えば やっぱり二面性がないとねいい文学って できないですよね。 牧水もね そういう二面性を童心のような一面と厳しい文学者の面と併せ持ってますよね。 ソメイヨシノの寿命は短いですけど山桜は 何百年もの古木がね。