地球ドラマチック「ラッコの赤ちゃんを救え!~“501号”が海に帰る日〜」

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この番組のまとめ

研究員のカール・メイヤーはこれまで数百匹のラッコの赤ちゃんを保護してきました。 手の施しようのない場合は安楽死の処置が取られ研究施設では 通報を受けて週に何度もラッコの保護に向かいます。 水族館が 1984年に保護活動を開始して以来501番目に救出されたため501号と名付けられました。 カリフォルニア州のモントレー湾水族館は海洋保護区に面しています。 世界でも珍しいラッコの保護研究プログラムは1984年に始まりました。

研究施設では トゥーラのように子供を育ててくれる メスのラッコを集めました。 これらのラッコは 人間が育てたラッコよりも 野生の能力に優れ現在 研究施設では 赤ちゃんラッコが人間に慣れすぎないように配慮しています。 ラッコは 数百年前までアジア北部の太平洋沿岸から アラスカその後 1938年にカリフォルニア中西部の海岸でなぜなら ラッコの群れは 限られた地域に集まっているためもし 船から重油が漏れたり局地的な災害が起きたりすればたちまち減少してしまうからです。

1985年以降 アメリカでは カリフォルニアに生息する ラッコの個体数調査が実施されています。 かつて 緩やかに増加してきたラッコの個体数が十数年前から 減少に転じている可能性があるのです。 カリフォルニア沿岸でゾウアザラシの数が増えそれを狙うサメが 海岸近くに現れるようになった事がこのオスのラッコは 排水溝の近くで好物の貝をあさっています。 研究員たちの努力にもかかわらず海に戻したラッコの 5匹に1匹は間もなく死んでしまいます。