もし 私たちの地球と違う運命のもう一つの地球があるとしたら?宇宙には 人が感知しえない別次元の現実がある事を♪~出会ってしまうと 激しい爆発と共に 消え去るかもしれません。 最新の物理学は ミクロな現象と広大な宇宙の双方に別次元の世界 「パラレルワールド」への手がかりを見つけています。 1920年代天文学者エドウィン・ハッブルは私たちの宇宙が 静止していない事を見いだしました。 理論物理学者エルヴィン・シュレーディンガーの方程式は私たちの世界が いかに不確実であるかを説いています。
ティプラーは 全ての可能性はいくつもの別次元の世界で現実になると考えます。 量子力学の不可思議な法則に従うなら私たちは皆 無数の分身の集合体である事になります。 一体 どこに?物理学者のフランク・ティプラーはパラレルワールドにいる自分の分身たちをアニメーションの仕組みを使って説明しようとします。 今日 訪れるのは なんと量子力学のパラレルワールドです!」。 量子力学の法則は 電子や原子の世界を支配していますが大きな物体に その法則が当てはまるかどうかは証明する事が難しいのです。
しかし 一部の反物質はまだ どこかに存在しビッグバンのミニチュア版を再現しています。 反B中間子の方がほんの少し速く物質と反物質の僅かな不均衡はビッグバンの後互いに破壊し合い駒の数は減っていきますがしかし だからといってもはや 私たちの宇宙が安泰だと結論するのは 早すぎます。 まだ衝突していない反物質の宇宙がどこかに存在するはずです。 2011年 反物質を追跡する新たな試みが国際宇宙ステーションで始まりました。 AMSは 何十億年も前に反物質の宇宙は 私たちにとって大いなる未知の領域です。
リンデによれば 角砂糖ほどしかなかった初期の宇宙は無秩序なエネルギーの塊でした。 更に リンデの説によればある日 突然宇宙の小さな一部分で新たなインフレーションが起こり別の宇宙を膨張させます。 その「パラレルワールド」は 既に膨張した私たちの宇宙に押し寄せてきます。 それは 物理的にも宇宙論的にもありとあらゆる性質の場所が無限に現れ 増え続けるという事に ほかなりません。 私たちの世界に隣接する第4の空間的次元とはいわば 宇宙に埋め込まれた膜のようなものです。