ETV特集「女ひとり 70歳の茶事行脚」

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この番組のまとめ

♪~小鳥たちが 種をぎょうさん運んで自然に出来た庭なんです長年 懐石料理と茶の湯の世界を生きてきました。 懐石料理を出し お茶をたてます。 今回は 思い立っての茶事行脚です。 「こんな旅ができるのもこれで最後」と茶事行脚に懸けようとしています。 4月の初め 私は まだ雪の残る北国 寺泊へ向けて茶事行脚に出発いたしました江戸時代北前船で栄えました。 こちら ちょっと上の方に 照明寺というお寺があるんですけれど密蔵院という茶室がある。 お茶をやられる方なんですか?茶事の出張料理。

どうしても お茶っていうと何か こう作法というのが前面にあるものですからすごく 敷居が高いかなと思うんですけども今回の先生のやり方といいますかね非常に気が楽にできたという事で本当に 時間が忘れるような感じがいたしましたけども。 茶事の世界に 本格的に飛び込んだのは 40歳の時でした。 今 半澤さんは「出張茶事」の達人として知られています。 スタッフと共に 依頼された場所に出向いて 茶事を行います。 柔軟な対応が次々と求められる茶事を実に 1,000回以上 果たしました。

それで 30センチになるアユを僅か タバコのサイズよりもちょっと大きめにビワマスを見れるっていってちょっと 口にできるなんていったら もう感動もんやねえ。 ビワマスで茶事をしたいという思いが一層 膨らみます。 ビワマスが届きました。 だから 時間配分でね時間がないものですから少し 固めにさしてもろうて。 発熱 猛暑 準備不足。 何か ビワマスに申し訳なかったね。 まあ そのね 不都合なところにいろいろな世界があるんで夏の旅のあと 半澤さんの表情に不安な影がさし始めました。

一客一亭の茶事。 リンパ節転移したりとかそういう事も結構 あるかもしれないからね。 手術を受けた結果 幸い 転移も見つからず 順調に回復しました。 1年に及んだ療養生活で半澤さんは自らの命と向き合いました。 自分の映像を見てもドクン ドクンドクンという感じで何か 生きよう生きよう生きようというね。 何か自分自身に その細胞自身が一生懸命 その人間の体に対してその人の体に対して 生きよう生きよう生きようという今年の冬 雪が降りしきる東北に半澤さんの姿がありました。