100分de名著 宮本武蔵“五輪書” 第3回「状況を見きわめ、活路を開け!」

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この番組のまとめ

♪~伊集院さんこれまでの印象はいかがでしょうか?僕 もともと先入観で「五輪書」はもうゴリゴリの 剣の事だけを書いたような本だと思い込んでたんですけども最初に そうじゃないと。 指南役は 今回も放送大学教授 魚住孝至さんです。 その上で どうすれば勝てるのか戦い方を 徹底的にシミュレーションもしてますしそして 自分に有利に敵には不利にという形で工夫をしています。

吉岡一門との戦いを次は ご紹介しましょう。 吉岡一門は室町幕府の将軍足利家に兵法の師範として仕えてきた名門の道場でした。 武者修行のために上京した武蔵は吉岡一門と三度戦いその全てに勝利したと言われています。 当主の清十郎その弟の伝七郎をあっという間に倒されてしまった 吉岡一門。 三度目の戦いでは 武蔵一人を大勢で討ち取ろうとしました。 ここで武蔵は まず対戦相手だった当主の息子又七郎を討ち果たします。

その上での大事な心構えを武蔵先生は たくさん記している。 「俺は勝った」って思ってても向こうが そう思ってなければやっぱり 相手も立ち 自分も立つ落としどころってどういうとこなのかというのもちゃんと考えてそして どういうふうに主導権を握ってそこへ いつの段階で出すのか。 ですから 後悔がないように事前に準備をしそのつど 集中して 勝負事というのは かけてるというそういうものだと思いますね。 全盛期の「笑っていいとも!」のスタッフが根回しはするが 反省はしないと。 毎日の生放送の中で準備と根回しはします。