日曜美術館「大地が育てた写真 ブラジル移民 大原治雄(はるお)」

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この番組のまとめ

今回 こうした大原治雄の作品がここ日本で紹介されるのはこの展覧会が初めてだそうです。 農業を営みながら やっぱり こう厳しい自然と向き合う大原治雄が ブラジルに残した写真は2万枚に上ります。 大原の一家が入植したのはリオデジャネイロから西に800キロの奥地。

平間さんは 主にミュージシャンをずっと撮り続けていらっしゃって最近では「家族」もテーマに家族写真を撮られたりする事も大原治雄さんの写真平間さんはどのようなところに魅力を感じてますか?大原さん自体が もう大地の延長のような形で存在してる感じがするんですね。 借り物だったり人のものだったりする中で自分で切り開いた土地関係性の深い土地であり物を持って 撮ったという事がとても印象的です。

大がかりな演出を施した人物写真を得意とします。 大原は 娘・マリアに8回も ジャンプさせたといいます。 この写真を撮るのに 8回も8回も 娘さんをジャンプさせたというのはかなり粘ったんだなという。 平間さんは いかがですか?この写真どのように見られますか?とても 大原さんの中でも象徴的な一枚だと思うんですけども雲と大地ですね。 その気持ちの 感情の違いというのを よく見ていくと面白い写真ですよね。 一見 こう自然に見える写真もかなり 演出されてる写真というのは多いですね。

ここに 平間さんの取って置きの大原さんの写真全体なんですけれども実って ありますよね。 それは ジャックフルーツも自分の娘もどちらも生命として?そうですね 同じ命として捉えてる感じです。 大原治雄 80歳の時の映像です。 先立たれた大原は 一度も日本へ帰ろうとはしませんでした。 日本から遠く離れた異国の地で銀婚式を迎える大原治雄と 妻・幸の姿です。