ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ 90’sリミックス#1▽渋谷系とDJカルチャー

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この番組のまとめ

そんな 90年代半ば日本全国街なかで流れていたBGMはドリカム ユーミン 達郎だった。 そんな 外資系CDショップを中心に起こったムーブメントが「渋谷系」だった。 「渋谷系」と呼ばれるアーティストたちは音楽 CDジャケット 映像ファッションなどが密接に関係しながら新鮮な世界観を提示した。 それは例えば 60年代のファッション誌やアート誌から飛び出し渋谷系アーティストのCDジャケットを数多く担当していた…「渋谷系」のビジュアルイメージを決定づけた。

その間には「ピテカントロプス・エレクトス」というのが出現したりもしますがそして 90年代入って80年代的な おしゃれなものとは違うものが出てきたのとは異なる文脈の中で渋谷系っていうものが出現したなというふうなのが僕の印象なんですけどね。 で 90年代以降 例えば2000年代今も そうですけどもサッカーの日本代表が勝つとサポーターたちがなぜ 渋谷に集まるの?あれは 渋谷じゃないといけないんだ。

ところがですね 概念なんですね渋谷系というのは。 88年に 六本木に開局したJ−WAVEが名付け広まったと言われているのが…こうやって 改めて渋谷系と呼ばれるおしゃれなのからJ−POPの移り変わりっていうのを改めて並べるとすごい劇的な変化だなって。

宮沢は アメリカのカウンターカルチャーだったブルースのスピリットが90年代末に登場してきた宇多田の歌に宿っているという。 同じ頃 アナログレコードショップが渋谷の宇田川町周辺に乱立し始める。 DJカルチャーの普及とともに80年代に主流だった大衆的な大型のディスコからより 自分好みのジャンルの音楽がかかるクラブへと細分化されていった。 70年代のフランスやイタリアの映画音楽や発売当時は マイナーだったが今の耳で聴くと新鮮なソウルミュージックなどあらゆるジャンルから しゃれていて品の良い音楽を ずらりと紹介。