ETV特集・選「音で描く賢治の宇宙~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ〜」

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この番組のまとめ

初音ミクは パソコンで作られた異次元アイドルとして爆発的な人気を誇ります。 冨田さんは 初音ミクならば賢治の不思議な世界観を表現できると考えたのです。 オーケストラあり シンセサイザーあり初音ミクありで。 演奏されたのは 宮沢賢治の詩や物語をモチーフにした「イーハトーヴ交響曲」。 冨田さんは人生の節目に 宮沢賢治の世界を描こうとしました。 インターネットの動画サイトで圧倒的な人気を集めている歌うCGキャラクター 初音ミク。

電子音楽のパイオニアとして世界に認められた冨田さん。 指揮者に合わせ自由自在に歌い踊る 初音ミク。 そこで 映像のテンポをその場で変えられるシステムを開発。 これは 電子音楽史上画期的な出来事だと思いますよ。 システムの開発に携わったのは15人のエンジニア。 ♪「あたしは初音ミク かりそめの」ミクの声と オーケストラの音量のバランスがなかなか とれません。

主人公のジョバンニと 親友カムパネルラが銀河鉄道に乗って宇宙を旅する幻想的な物語です。 強く印象に残ったのは銀河鉄道がサウザンクロス・南十字星にさしかかる場面。 東北大学の元総長で宮沢賢治のふるさと岩手へと旅をしました。 当時 冨田さんは展示されている賢治の遺品や岩手の自然に触れて作曲のインスピレーションを得ました。