日曜美術館「シルクロード 守られた秘宝 アフガニスタンの美を未来へ」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

まさに「黄金のアフガニスタン」展の名にふさわしい…。 柴田文江さんは人の肌になじみやすくシンプルなデザインを追求しています。 全てにおいて 今をほぼ上回ってるような気がしてユーラシア大陸のほぼ中央に位置するアフガニスタン。 それは 古代ギリシャで活躍したアレクサンドロス大王の遠征がきっかけでした。 アフガニスタンの地も大きな影響を受けます。 周囲には クシャーナ朝とイラン系のパルティアインド系のアーンドラ朝そして中国 漢王朝など強国がひしめき合い争いや交流を繰り返していました。

1979年 ソビエト軍がアフガニスタンに侵攻戦争が勃発。 更に 国内でも民族間の争いが起こりアフガニスタン国立博物館は 各地の古代遺跡から出土した美術品およそ10万点の多くを失います。 アフガニスタンの秘宝は どうなるのか。 アフガニスタンの秘宝の一部が無事だった事に破壊を免れたものの中にはアフガニスタンを東西に走る…険しい山を越える道の要衝にあった ベグラム遺跡です。 紀元1世紀から3世紀にかけて栄えた遊牧民の王朝まさに「東西文明の十字路」と呼ばれた場所でした。

アフガニスタンの貴重な文化財が日本にも流出している事を憂いいち早く保護。 アフガニスタンの文化はそういった意味では極めて複合的な文化がちゃんと現在まで継承されて受け継がれているという事ですね。 天井壁画の復元作業は2015年秋から始まりました。 復元された天井壁画が展示されている会場を訪ねました。 さあ今度は アフガニスタン特別企画展に場所を移しまして復元を担当された宮廻正明さんに加わって頂きます。 この天井が…タリバンによって壊された天井壁画を復元いたしました。