100分de名著 ルソー“エミール” 第1回「自然は教育の原点である」

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この番組のまとめ

「100分de名著」 司会の…伊集院さん ルソー ご存じですか?東京医科大学 哲学教室教授の西 研さんです。 数も すごいんですけれどもジャンルも さまざまでして有名な論文「人間不平等起原論」ですとか「社会契約論」。 これは聞いた事ありますね「社会契約論」。 あれと 「社会契約論」が一緒の人だという。 教育の本なんですけれども 実は子どもに発達段階があるというのは僕らにとっては もう当たり前の事なんですけれども18世紀のフランスだと この考え方すごく新しかったんです。

僕が思う日本人は何か ず~っと社会人として頑張ってきたんだけどじゃあ 自分の人生って何だったんだろうみたいな事に悩むみたいな事があるかなと思うんですけど。 そのためにルソーは まず 15歳くらい第三編までは 徹底的に自分のために生きる人間「自然人」として育てるという方針を打ち出しているんですよね。 「一般意志」というのはその「社会契約論」の 一番大事な考え方というか 概念なんです。

その後 時計彫刻職人への弟子入りなどを経て15歳で ジュネーヴを離れ放浪の旅に出ます。 この人は やっぱりちょっと なかなか屈折してて知識人のサロンとか そういう所に出はいりしてるようなええとこの坊っちゃんで きた人たちに対してコンプレックスも恐らく あったと思うけどでも逆に 「いや 俺はあんな連中とは違う」という誇りにもしてるというか。 隔離して 完全に自分が コントロールできる状況で2人だけで 理想の教育をすると。