NHK短歌 題「電車」

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この番組のまとめ

実は 6~7年前ぐらいでしょうかNHKのラジオの短歌の番組でご一緒した事があってその時から全く変わらずとっても美しくて。 現代の時間というのは 猛スピードで走り去っていってしまうような「終電車」ですので生駒トンネルを抜けたところでちょうど 12時を越えるというそういう場面なんですよね。 距離と時間の捉え方に作者独自の体感があって五分の間に 電車を下りてホームを走って 駅弁を買ってまた戻ってくるって結構 勇気のあるアクションだと思うんですよね。

投稿作品に こうすれば 入選に近づくというポイントを伺います。 「巨大誘蛾灯」という硬い言葉で表現する事によって比喩の持つ不気味さを表現してみました。 そして 今日も えりちょす自作の短歌作ってきてくれました。 この歌の背景には安保闘争への敗北という時代的な心理の屈折が実は あるんですけれどもそういう前提が 知っていても知らなかったとしても一度 読んだら忘れられない秀歌だと思います。 山咲さん いかがですか?この電車の短歌。

なぜ 電車ではなく そこに?ちょっと この写真を自分が見てるのをイメージして遠くの景色を見てるのに 電車がバーッて そこの前を通ったら見えなくなっちゃうんだろうなというのを想像して後ろの雲かなって思いました。 皆さんそれぞれが ストレートに電車に行かないっていうところに結構ドキドキして 聞いていました。 じっと見て観察する事によって思いがけず見えなかった面白い景色が初めて見えてくるって事があるんですよね 結構。