NHK高校講座 化学基礎「電子殻と電子配置」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

一方 大宇宙の無数の天体は小さな粒子から出来ている!マクロコスモスは ミクロコスモスと呼応し合っているのだ!自分の世界に浸ってるよ。 ローザマグネシウムには 何個の電子がある?原子番号が12だから陽子の数も 12。 原子によって電子の数は違うから電子配置も違ってくる。 でも 所長原子は 電子顕微鏡でやっと見えるくらい小さいのにどうして 原子の中の電子配置まで分かるんですか?その事は 特別研究員の今井先生に聞いてみる事にしよう。 今井先生 原子の中の電子配置が分かってきたのはいつごろなんですか?はい。

一番外側の電子殻に入っている電子…最外殻電子の中でも青い電子と赤い電子がありますね。 最外殻にある赤く示した電子の事を価電子と呼ぶ。 「価電子」?この価電子が 原子の性質を決めているといっても過言ではない。 では 価電子が原子の性質とどう関わっているか実験で調べてみましょう。 ケン 水素の価電子の数は?水素の電子は1個しかないから価電子も 1個ですか?そうだ。 ヘリウムは 価電子がありません。 では 価電子を1個持っている水素と違いを比べてみましょう。 価電子は いくつですか?水素と同じ1つです。

最外殻の電子が1個の水素やナトリウムは反応しやすく一方最外殻の電子が2個のヘリウムは 安定していました。 実は 原子にとって最外殻が埋まっている時が最も安定した電子配置になります。 ネオンアルゴンなどの最外殻の電子が8の希ガスと呼ばれるグループは価電子がゼロで非常に安定していて反応しにくいという性質を持っています。 ネオンは希ガスだから安定してるけどネオンが照らす夜の街には化学反応したり しなかったりしないと思ったら またしたり価電子が飛び交う一筋縄ではいかない大人の世界があるのよ。