NHK高校講座 化学基礎「元素の周期表」

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この番組のまとめ

元素の周期表を考案したロシアの化学者 メンデレーエフだって確かに そういう事もあるな!所長!私も夢の中で 錬金術の極意を思いついた事がある!本当ですか?目が覚めたら忘れてしまったがな。 そして 元素の周期律に基づいて性質の似た元素を 同じ縦の列に並ぶように配列したのがこの周期表なんだ。 しかし 金属と非金属の境界線辺りにある元素例えばケイ素などは金属元素と非金属元素の中間の性質を持っています。 周期表では 非金属のはずなのに光沢があって 金属みたいですね。

遷移元素以外の1族 2族と 12から18族を典型元素といいます。 典型元素では同じ族の原子の価電子の数が等しく互いによく似た性質を示します。 その一つがリチウム ナトリウム カリウムなどのアルカリ金属です。 ナトリウムは 水と激しく反応しやはり 気体が発生しています。 1族のアルカリ金属がほかの元素と反応しやすいのは価電子 つまり一番外側の電子殻にある電子と関係がある。 価電子が1つだからそれを ほかの元素に渡して化学反応を起こしやすいんですよね。

メンデレーエフの偉大なところは63種の元素を無理に並べようとせず性質の変化に大きな飛躍があってどうしてもつながらないところは未発見の元素として空欄にしていたところにあります。 メンデレーエフは ゲルマニウムの上下左右の元素の性質から未知の元素だったゲルマニウムの性質を予想していたんです。 これは メンデレーエフが未知の元素として予想して仮に エカケイ素としたものと発見されたゲルマニウムの性質を比較したものです。