新世代が解く!ニッポンのジレンマ「パクリ?オマージュ?創作のジレンマ」

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この番組のまとめ

特にプログラミングというふうに呼ばれますけれども命令を書いて何かを実行するっていう時にものすごい量を書かないと実行する 目的のものを作るっていうのは難しい。 何かのソフトを作った場合もそのプログラミング プログラム言語自体が何かの権利を言ってくる可能性がありうるっていう。 プログラミングというのも 著作物?著作物でもありますし場合によっては技術的発明と考えられれば特許を取る場合もあります。 基本的に プログラミング言語は著作権を保持しないっていう。

まさに GoogleとかORACLEとかいろんなところが訴訟をやって今 アメリカで少しずつ新たなビジネスと文化の問題を生んでいる。 ピーターさん オリジナリティーとは何か。 オリジナリティ−。 オリジナリティ−って難しいですよね。 慣習 慣例として 例えば1小節までは サンプリングオッケーとか2小節まではサンプリングオッケーみたいな話とかってたまに 見聞きはするんですけれども実際それが 法律としてどこかに書かれてるか明文化されてるかっていうとそういう話は 僕は聞いた事 ないんですよ。

フェアユースというのはフェアなユースなので公正な利用というふうに訳されますけれどもフェアユースでオッケーだという規定がある中で日本ではそういうのが ないので既存の著作物を リプロダクションして何か表現行為を行うという事に逆に 海外で先に作品発表したり表現の場を 移した方がいいんじゃないかとかそういう アドバイスをする事すらあるぐらい日本というのは 不寛容なんですねその辺りに。

私も同じポーズで 実は撮りたかったんですけれどもだって その方がみんな撮ってるし本質的なところに近づけると思ったんですけどもポーズは 基本的にはポーズだけだったら著作権 発生するっていう事にはなりません。 例えば 僕がシェーってポーズをやったら著作権が発生するような具体的な表現ではないっていう大きなルールもあって著作権っていうのはアイデアは 保護しない。

著作権的に判断する時に プロセスってものも 評価されるんですか?まあ 著作権侵害で特に 依拠性という部分前の作品を見て参考にして作ったか何でかというと 裁判官はデザイナーの頭の中に入っていったりデザイン事務所に入っていけるわけではないのでそれを立証するってかなり難しいんですね。

こういうネットレーベルの活動というのが音楽市場に いわゆる コモンズというものを作り出す活動として捉えられるというふうに考えてます。 日本の音楽市場というのはかなり システマティックに管理をしてお金に かえていく事にうまくいっているあるいは 結構 厳しめにやっている世界だと思うんですね。

まさに 今 櫻井さんがおっしゃたような ネット そういう無数に散らばる 小さな創造力みたいなものというのはジョナサン・ジットレインという法学者が「創造力」と対比して「生成力」という言い方をして「ジェネレーティビティー」みたいな表現で語ってるところなのかなというふうに思いますけど…。 創造性と 従来のオリジナリティーと ネットを通じた生成性みたいなところとどういう関係が出てくるのかというのはすごく興味深いですよね。

特に さっき プロと草野球の話がありましたけど日本はその規定入ってないのでそういう特に表現行為において萎縮効果が高まるっていうのはそういうところにもあるのかなというところが ありますね。

多分 例えば自然の分野でいえば例えば 自分の遺伝子とか自分の生体情報っていう面でも重要になってくるだろうし同時に 多分コンピューターのライブラリみたいなものもほぼ自然物と同じような繊細さで扱っていかないと例えば 自然物でいったら石だし情報環境でいったら無名のアルゴリズムたちというかそういうものたち というものがこれから重要になってくるんじゃないかなっていう。

カメラマンが アマゾンか何かの未開の地でカメラをサルに盗まれてサルが勝手に セルフィーしててそれが すげえ いい写真で。 パターンを全部 出尽くす事も可能みたいな状態でそこに著作権を与えたら例えば 「Google」がついたらもう誰も創作できないみたいな状況になったら明らかに おかしいというか。