♪~石やロボットと違い 人間が生きていると言える根拠は?心臓の鼓動? 脳内の思考?あるいは私たちが 「生まれ 育ち死ぬ」事でしょうか?こうした生命の定義が人間よりも はるかに巨大な存在に当てはまると考える科学者もいます。 そして都市にも 有機生命体と同じようにエネルギーが流れています。 生物を エネルギーが流れるネットワークと見なす事で1分間の心臓の鼓動は小型の齧歯類なら およそ500回それに対して クジラなら およそ6回というように計算できるのです。
アレグザンダーによれば宇宙は 心臓の鼓動のように収縮と膨張のサイクルを繰り返すものです。 アレグザンダーによれば宇宙の膨張は いずれ勢いが衰えそこからボールが 跳ね返るように再び膨張に転じるのはなぜなのでしょうか?ビッグバウンス説で問題となるのは宇宙が収縮して 跳ね返る時何が起きるのかという事です。 ビッグバン説を支持する科学者たちは宇宙が 特異点から膨張する現象を説明するため「インフレーション」というメカニズムを考え出しました。 一方 ビッグバウンス説では宇宙が収縮しても特異点には達しないと考えます。
宇宙全体が 子供を生み生物のDNAに相当する 何かがブラックホールの内部では 通常の物理法則は全て破綻しますがブラックホールを形成した星は 無限大の密度となる直前に 跳ね返り再び 膨張を始めます。 そこに 進化論の自然選択説を当てはめた場合より多くの子孫を残す法則すなわち多くのブラックホールを生み出す物理法則が選ばれていきます。
しかし ロイドは量子コンピューターの存在こそ原子が ものを考えられる証拠だと考え原子から成り立つ宇宙自体が量子コンピューターのようなものだと論じています。 もし宇宙が量子コンピューターのようにものを考えているとすれば我々は 宇宙の考えを読み解く事はできるのでしょうか?情報を処理する巨大な量子コンピューターである。 宇宙の全ては原子の組み合わせによって宇宙を形づくっている単純なプログラムを見つける事ができれば宇宙で起きた あらゆる出来事を再現できるはずです。
人間一人どころか全人類の頭脳を結集させてもかなわないような人工知能がいつの日にか生み出されると思います。 優れた人工知能を備えたロボットの集団が宇宙のプログラムを解明する日が来るかもしれません。 それはどんな意味を持つのでしょうか?宇宙の 最も基本的なプログラムが解明できれば理論物理学における根本的な問いに答える事が可能になるでしょう。 人類は 宇宙空間に進出し素粒子の謎を探る実験を繰り返してきたのです。 量子力学の理論では 素粒子は同時に いくつもの場所に存在する事が可能です。