数々のヒットデザインを生み出してきた…佐藤さんは ルノワールの作品には驚きの発想があると言います。 クリエーティブ・ディレクターの佐藤可士和さんはルノワールの絵に隠されたチャレンジにひかれています。 あれも一応 国立美術館でもちろん世界に対してというグローバルという事を表現しようとか。
モンマルトルというのは大体 新開地ですからもともとが パリではなかった所に人が増えて描き出していったという人だと思います。 多分 小学校の頃美術の授業があってそれで こう開くといろんな絵があったんですけどこの絵の時だけすごい ざわめきというか街の話し声が聞こえたんですよおしゃべりが。 大宮エリーさんが ルノワールにひかれるきっかけとなった傑作…男性の服の上には木漏れ日が落ちています。 空間を ちゃんと作ってますからその辺は 手前は手前人間の集まりの世界にバーッと入っていく。
それこそ自然の 植物的なというか生命の中に入ってしかし やっぱり モネが描いたこういう風景よりはずっと近接視点で描いてます。 ほんとに視覚の人で 風景でもそれから 光とかを見る彼は すぐ触感的なものとか手触りとかそういうものが大変大事な人です。 すると 徹底抗戦を訴えたフランスの労働者たちが蜂起。 裕福な銀行家の夫人にして敬虔なプロテスタント教徒。 美術史家の高階秀爾さんが女性を描いた傑作と考えるのがこの「ジュリー・マネ」。
昔のお母さんのお尻こんなんだったよなみたいないろいろ あれですけどもただ 随分 苦労もしてるしそれから 特にコミューンの乱それから戦争中なんかはそれでも 絵は描きたいという苦労があってでも これはルノワールの よく言う言葉人生いろいろ つらい事苦しい事がいっぱいあると。 先生 質問なんですけど ルノワールっていい人だったんですか?それが 僕結構 気になっていて例えば 天才と言われる画家たちってすごい変わった人たちとかいっぱい いるじゃないですか。
ちょっと ガーンときちゃってこんなような言葉なんか出てこないというかね自分も ものづくりしてきていろいろこういう時代だからこういうものを出したらみんなが ほっとするかなとかちょっと退屈だなと思っているOLさんたちはこういうものが笑ってもらえるかなとか落ち込んでる人には こういう元気を出すものがいいかなというふうに 考えてやってるんですけどやっぱり究極は 最後自分は じゃあ何がしたいの何が描きたいのっていうそういうところに行くと思うんですけれども自分も そういう事を最近 考えたりしていてこの絵に向かった時に