地球ドラマチック「泥棒カモメにご用心~都市に生きる野生動物〜」

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この番組のまとめ

アイスクリームを食べていた女性の顔 目がけてカモメが突進していくのを見ました。 アナグマ キツネ リス カモメ。 ルーシー・クックは都会で増え続ける野生動物の研究をしています。 もっとだ!都会に暮らす野生動物。 野生動物は普通 人間を恐れるものですが気楽に通りを歩けません。 真っ先に襲ってきたのは50メートルも離れた場所にいたカモメでした。 もともと自然界には存在しない食べ物をカモメは どうやって食べ物だと判断するのでしょうか。 カモメは何十メートルも離れた場所の食べ物を見つけます。

実験開始から2分後1羽のカモメがやってきました。 最初にトライするのは1羽か2羽の勇敢なカモメです。 そもそも海辺の町にカモメが増えた背景には1950年代以降の ごみの埋め立て地の増加があります。 更にファストフードの普及で通りに生ごみが増えカモメと人間の距離はどんどん縮まりました。 季節をとおした 都市部のカモメの行動領域や行動パターンが明らかになるでしょう。 イギリスの海辺の町に群れるカモメが夏の間 どのような場所で食べ物を見つけているのかが明らかになるでしょう。

謎の正体は…アナグマの一家でした。 それで撮影を始めたら夜中 何匹ものアナグマが活動する様子が映っていたんです。 穴は 何年も前にアナグマが掘ったものらしくずっと空のままでしたがそこへ新しいアナグマの一家がすみついたのです。 すんでいるのは3匹の大人と数匹の子供のアナグマです。 主に夜中に活動するアナグマは人間の8倍ともいわれる鋭い嗅覚で食べ物を探し当てます。 もとの縄張りの中に住宅が増えたためアナグマは 果敢にも人の家の庭で食料を あさるようになったと考えられます。

ここは昔からセグロカモメの繁殖地です。 セント・アイヴスの町のカモメはひと夏を通して食べ物を どこで探していたかが分かります。 ここがカモメのビュッフェレストランね。 セント・アイヴスのカモメは日常的に牛からも食べ物を奪っていたのです。 この結果が示しているのは都市部のキツネが人間の食べ物をあさる事に慣れ自然界にいたころの食べ物にあまり関心を払わなくなったという事実です。 頻発する横暴な略奪行為にもリーダー格のカモメがいるのでしょうか。