動物によって顎の形や大きさが異なるのは獲物に合わせて進化してきたからです。 顎の進化のスピードを理解するためギャロッドは 自分の頭の骨の3次元画像を撮影しプラスチックで複製を作る事にしました。 古いものから ネアンデルタール人クロマニョン人 中世のものそして 近代のものです。 こちらの近代の骨の場合上下の歯をかみ合わせると前歯に隙間ができて指が入ってしまいます。 体温を調節できない変温動物のヘビは少ないエネルギーで生きています。
研究者たちは セイウチの歯がすり減っている事に気付きました。 脊椎動物の口は食べるものによってカニクイアザラシという名前だしこの ギザギザした奇妙な歯で当然 カニを食べていると思うでしょう。 カニクイアザラシは ギザギザの歯をザルのようにして使っています。 ヒツジの眼窩は 顔の横側それもかなり後ろの方に位置しています。 忍び寄る敵にどうやって気付くのでしょう?実は ヒツジは眼窩が後ろに位置しているので周囲が ほぼ360度見えているんです。 一方 オオカミは食物連鎖の頂点に位置します。
一方 視覚以外の感覚に頼っている動物もいます。 カラフトフクロウです。 このカラフトフクロウは ブザーを見つけるよう調教されています。 他の感覚は どうなんですか?視覚は あまり役に立たないため聴覚が発達しました。 しかし 耳の骨はリン酸カルシウムの割合が高いため硬いけれど もろいんです。 この 並外れた嗅覚を支えているのが鼻の奥にある骨 鼻甲介です。 鼻甲介の表面は感覚細胞に覆われています。 ホッキョクグマの並外れた嗅覚も骨のおかげなんです。