ウィンブルドン2016 男子シングルス・決勝

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この番組のまとめ

そして、初めて決勝まで進んできたミロシュ・ラオニッチ。 第2シード、イギリスのアンディ・マレーに第6シード、カナダのミロシュ・ラオニッチが挑む曇り空、少し日もさしこんできましたセンターコートです。 ラオニッチがコイントスに勝ってサービスを選びました。 ミロシュ・ラオニッチはスーパーサーブビッグサービスを持っています。 では、ラオニッチの決勝に挑むインタビューです。

グランドスラムタイトルというのは2012年の全米オープンと2013年のウィンブルドンです。 ウィンブルドンのタイトルを取りたいということで芝のコートで練習を積んで、積んでこのウィンブルドンに臨んだ時期もあったんですが2回、決勝に行きましたが一番手前に映っていた方がマレーの夫人のキムさんです。 そして、ウィンブルドンでは2年前2014年にセミファイナル準決勝まで進んだのがこれまでは最高だったんですがことし、準決勝でロジャー・フェデラーにファイナルセットの末に勝って、初めて決勝まで進んできました。

その大会よりもこのウィンブルドンでよりラオニッチのプレーは充実をしていると思います。 福井さん、この試合のポイントどう読みますか?まずラオニッチのサービスですね。 勝てばウィンブルドン初優勝というミロシュ・ラオニッチのサービスでゲームが始まります。 サービスポイントでこのゲームを取りましたラオニッチ。 福井さん、ラオニッチは初めてのグランドスラムファイナルというこの場で、かなり緊張感もあったかと思います。

福井さん、ラオニッチのネットプレーはどうなんですか?非常にアプローチからいい形でバランスよく入っていますので今のようなローボレーになったときもしっかりとコースを変えることができてますのでこの辺り、コーチになったマッケンローさんからいろいろとアドバイスを受けてるんじゃないでしょうかね。

コースもしっかり打ち分けていますし今のところマレーのサーブポイント先行できてますのでポイント先行されますとラオニッチの強打がありますのでその辺り試合の運び方というんですかねうまいですね。 ラオニッチはサービスからネット攻撃、そしてマレーはサービスから相手のバランスを崩すような形でラリーにもっていきました。 もちろん、これはラオニッチ今大会、ナンバーワンです。 攻撃にいったラオニッチその脇を抜くパッシングショット。

バックハンドでたたいてきましたラオニッチ。 ラオニッチとしては大事なところでエースにならなくてもサービスで崩してポイントを増やしていかないとなかなか自分のペースにならないと思います。 サービスで簡単にポイントを取れることをフリーポイントといいますが増やしていきたい、ラオニッチ。 ミロシュ・ラオニッチがサービスキープです。 ファーストサービスの入りが今、69%というラオニッチ。 ですから、そういう場合にコース読まれるとカウンターでサーブが速い分返ってきますので、その辺りをラオニッチも考えてるんだと思います。

手前、ラオニッチはこのサービスを破らなくてはいけません。 どうしても踏み込んで、ラオニッチとしても打つことができますので強烈なショットになります。 第2セットラオニッチのサービスゲームで始まっています。 ラリーになるとマレーのほうが今のところ安定してますのでラオニッチとしてはフリーポイントですねサービスからの攻撃を充実させたいです。 こういうプレーの積み重ねがラオニッチのプレッシャーにもなりますので少しタイミングが遅れたんですけどマレーのフットワーク見事でしたよ。

福井さん、ラオニッチがこれほど攻められるようになったのもジョン・マッケンローコーチ効果というのもカルロス・モヤコーチと3人態勢によるラオニッチへの指導があります。 ジョン・マッケンローコーチはラオニッチを今、指導しています。 マレーにしろラオニッチジョコビッチ、フェデラー錦織もそうですよね。 ラオニッチの練習はラオニッチもそうですけどジョン・マッケンローさんの写真をたくさん撮ってる方もきょう、おられましたしね。

セカンドサービスになりますとこのように少し踏み込んでマレーも打つことができますがファーストサービスになりますとどうしてもポジションがベースラインの後ろになりますからラオニッチとしても攻撃はしやすくなりますよね。 ラオニッチのセカンドサービスは普通の選手の強い日ざしを受けて男子シングルスの決勝は第2セットこれから第4ゲームです。 ラオニッチのほうもリオデジャネイロオリンピックはあえて無理はしませんでしたマレー。 ただ、セカンドになりますとかなり前に出てきますのでラオニッチはプレッシャーを受けます。

ラオニッチが前に出たところ一歩、足元に沈めてそして、角度をつけさせないボレーをさせてそしてパッシングショットですね。 第1セットは、この第7ゲームでラオニッチがブレークされました。 ラオニッチもその辺りしっかりと考えてると思います。 ディフェンス力という意味ではジョコビッチと双璧をなしているマレー。 ピンチがありましたがラオニッチ、よくキープしました。 このゲーム、ラオニッチマレーのパッシングショットに苦しみましたけれども最終的にはネットに出て勝負を仕掛けてきました。

ラオニッチはこのウィンブルドンがグランドスラム初優勝ということになりますとこれまでは91年の選手体を作り上げてきて今シーズンは非常に充実したシーズンを送っているラオニッチ。 最後の、ボールは少しバウンドが変わったんでしょうかラオニッチが対応できませんでした。 ラオニッチが当然ネットに出てくるということを予測して、少しポジションは後ろだったんですがコースをクロスに変えるんですね。 すかさずラオニッチ、チャレンジ。 今度はラオニッチのチャレンジは失敗。

第2セットに入ってブレークポイントが4回あったんですがラオニッチもよく防いでいます。 最初のポイントはラオニッチが取ったんですがいつの間にかマレーのペースにさせられてるような印象です。 先にポイントを取ったのはラオニッチでしたがそのあと、マレー4連続ポイント。 この形がミロシュ・ラオニッチの形です。 ラオニッチブレークポイント取られながらもそこで弱気にならずにしっかり自分の形に持っていってキープできてますよね。 この第12ゲームをマレーがサービスキープするとタイブレークラオニッチも狙っています。

ラオニッチもいいタイミングでネットに詰めてきたんですけれども。 そこにコンパクトなスイングでやはりラオニッチにネットに詰めてこられることだと思うんですよね。 そこをネットに詰めてこさせなくてそして、デュースになってそれでネットに詰めてきたときにそれもまた予測をしていて難しい場所にパッシングショットダウン・ザ・ラインで決めてきましたよね。 ラオニッチとしますとマレーは自分がサービスゲームのときには連続してポイントを許すことが非常に少ないきょうのゲームです。

そのビッグ4以外ではベルディッヒ以来というウィンブルドン決勝まで勝ち上がってきたのがミロシュ・ラオニッチです。 準決勝のフェデラー戦よりも多いチャレンジをしていますが1m96cmのコースを読まれてしまうと今のようなカウンターのブロックリターン取ったのはラオニッチ。 ラオニッチ、サービスキープ。 これはラオニッチの勝ち。 しかしながら、ラオニッチがマレーの攻めをしっかり攻撃に転じていますね。 ミロシュ・ラオニッチがラブゲームキープに成功。 第1セットの第7ゲームだけラオニッチがサービスブレークを許しました。

もし、この第3セット第12ゲーム、ラオニッチのサービスをダブルファーストですね。 プレッシャーをかけていきますラオニッチです。 先にラオニッチがミニブレークを許してしまいました。 初めてラオニッチがポイントを取りました。 その瞬間が近づいてきました!チャンピオンシップポイント。 しかし、まだチャンピオンシップポイントウィンブルドン、2回目の優勝!イギリスの夢、再びかないました。 しっかりとラオニッチのコースをサーブのコースを読んでラリーにもっていってこの辺りの試合運びのうまさですね。

初めてのウィンブルドン決勝の舞台アンディ・マレーに対して互角に戦いましたがたった一つのあのブレークが悔やまれます。 そして、2013年以来3年ぶりの優勝、2回目の優勝アンディ・マレーにチャレンジカップが贈られました。 これから準優勝のラオニッチのインタビューです。 よいことがたくさんあったんではないでしょうか?この2週間驚異的な時間を過ごしました。

ウィンブルドン優勝のアンディ・マレーでした。 彼にとっても、この1週間自分自身でも驚異的だったと言っていますけれども彼にとっても大きなきっかけになるこのウィンブルドンだったと思います。 4回戦のゴファンとの戦いで2セットダウンから逆転してそして、なんといっても今大会のハイライトは準決勝フェデラー戦でしょうかね。