♪~今や将棋ソフトは大きな大会で棋士相手にこの春 その強敵に棋士を代表して挑んだ男がいます。 電王戦に出場する将棋ソフトの代表を決める トーナメント戦が行われました。 その「tanuki−」に勝った…開発者の磯崎元洋さんは5歳で プログラミングを覚え数々のITベンチャー企業の経営にも携わっています。 今や プロ棋士を凌駕する将棋ソフト。 将棋ソフトとして初めて現役のプロ棋士に勝ったのです。 山崎さんは 大阪にある関西将棋会館を拠点に活動しています。
まず ポナンザ同士で24時間休む事なく対戦させます。 更に そこで集まった膨大なデータをポナンザ自身が分析。 しかし ポナンザは金や銀更に 玉を上げるなど棋士の常識では考えられない手を度々 指してきます。 千田さんの分析によればポナンザは 指し手ばかりではなく「駒の価値」に対する見方も異なるといいます。 これを ポナンザが飛車で取れば飛車同士が向かい合い決戦に突入します。 この瞬間 山崎さんはポナンザが局面を優勢だと評価していると感じました。
ポナンザもかなりの確率で飛車先を伸ばします。 ところが ポナンザはこの手をとがめにいかずソフトの癖を突くのか。 ポナンザに奇策をぶつけるのか?自分を否定するようで後で後悔すると考えたのです。 飛車を犠牲にしてポナンザ陣に切り込みます。 飛車は取られますがそこで角を打ってポナンザの玉を中段におびき出します。 3つのソフトがポナンザの評価値を下げました。 ポナンザの玉を不安定な形にしてから6五歩と中央で戦いを起こせば山崎さんも十分戦えるというものです。