これで 絶滅危惧種の生態調査に 活用したり更に 新種の生物を発見できるかもしれないと期待されているんです。 「生物学」がテーマで若手研究者に競ってもらったんですが堀川さんは「最強生物クマムシ」のテーマで見事 優勝しました。 今 最も使われているのが絶滅危惧種に指定されている生き物 いわゆる希少種の生息域の調査なんですね。 去年5月ある生物を調べるために日本大学のグループによる大規模な調査が行われました。
ほかの生物もこの環境DNAの技術を使って調べていたりするんですか?はい そうですね。 そう考えると環境DNAっていうのは本当に水をくんでくるだけでいいので本当に こう 生き物フレンドリーだなと。 一体 どのようにして水中のDNAを検出するのか?環境DNAの技術を確立した立て役者の一人…まず 採取した水からDNAを抽出していきます。 そこで使われるのが調べたい生物の…こうして 目的のDNAが微量であったとしても検出する事ができるのです。 目をつけたのは 魚類のDNAの塩基配列に見られるある特徴です。
環境DNAで調べられるのはそのうちの何種類くらいですか?水をくんできて DNAを調べればそれが分かるとそういう状況でですね今 この7千をもっと 8千 9千と増やそうという努力を進めているところです。 ここまでは 環境DNAを使って生物の種類を特定するお話だったんですが新たなプロジェクトが 始まっています。 実験では 湾内の47地点で環境DNAを使いそして これは魚群探知機を使って調べた マアジの量を棒グラフで表した図です。